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陽気に誘われて仕事帰りに少しだけ遠回りをして 商店街の花屋さんに寄ってみる。 春を思わせる色とりどりのアネモネが目に止まり 小さな花束で500円。 ギリシャ神話にアネモネの話があるのを思い出した。 その話は、 ある若者、アドニスは美しいウェヌスの捧げる愛に目もくれず 猪を追うのに熱中していた。 やがて、猪の牙にかかって殺されてしまった。 これを知ったウェヌスは ハラハラと涙を流し、その涙が大地に流れ落ちた。 この涙をただ、蒸発させてしまうのはもったいないと 大地の神は天の錬金術をもってアネモネの花に変えさせた。 古代ギリシャ・ローマの人々は アネモネを集めて祭壇を飾った。 この花に「永遠の命を」という願いを託していたようで 現在でも、ヨーロッパの一部では復活祭の花とされているそうです。 家に帰りガラスの花瓶に”永遠の命”アネモネにたっぷりの水を注いで 部屋に春を呼び込んだ。 街の道路の分離帯にも春が来ていた。 ポピーが風に揺れて気持ちよさそうに右に左にと首を振って 喜んでいるみたい。
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2008年03月11日
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