八ヶ岳にある薬草・樹木 と 男の腕まくり

園内の四季折々を紹介+男料理にまつわること+思い出の木

植物

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八ヶ岳薬用植物園内の四季折々を薬効も含めて紹介
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クリの花

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クリ(ぶな科)

ブナ科の落葉樹の中では比較的遅い時期の開花です。この辺では今が見ごろ。

植物園でさまざまな品種が入っているためまだ咲いていない木もあります。

雄花は長さ20cmほどになり、垂れ下がり、今が盛りで木全体が白から淡い黄色日でおお

われます。

照条件の良い場所では樹木全体が白くなるほど雄花をつけるので、この時期は遠方からで

もクリの存在を確認できます。

乾燥地よりも多少湿った土地の方がよく育ってます。

花穂の根元に雌花がつく。雌花はやがて総苞片が発達した棘をつけていわゆるイガとな

る。秋には割れて中から数個の堅果が散布されます。

 クリの花には独特の臭いがある。昆虫がたくさん集まって吸蜜しており、風媒花の形態

でありながら、昆虫によって花粉が媒介される虫媒花となっております。

アマチャ

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 アマチャ(アジサイ科)
 梅雨のこの時期いかがおすごしでようか?梅雨といえばアジサイでしょうね。我が家の庭の紫陽花も今が見ごろです。
アジサイ(紫陽花)は、アジサイ科 アジサイ属の植物の総称。学名はHydrangea、いい響きですね。ハイドカルチャーというのご存知でしょう。水耕栽培のこと、ハイドロというのはす水という意味です。ですから学名のHydrangeaは大量の水を吸い上げて成長することから、Hydro+angeion(水+容器)と名付けられました。雨を好むアジサイにはぴったりの名前ですね。学名のまま西洋ジサイをハイドランジアということもあります。原産地は実は日本です。ヤマアジサイ(サワアジサイ) H. macrophylla subsp. serrata (Thumb.) Makino の変種がアマチャ!葉は乾燥すると甘くなります。フィロズルチンという甘味料
 4月8日のお釈迦様の誕生を祝うアマチャ!
アジサイの中でも大きなアジサイの品種にシーボルトはvar.otakusa、「おたくさ」となずけました。その物語は・・・・・
シーボルトはドイツ人ですが、当時はオランダ人しか長崎に入れなかったのでオランダ人として、日本にきていました。長崎の出島の塾でが医学を教えた人です。
シーボルトが、丸山の遊女「其扇(そのぎ)」・・・本名は楠本滝といい、まだ16才だったといいますが。シーボルトの愛人となりました。愛人といわれますが、このときはシーボルトは独身なので、妻として待遇しています。ふたりの間には、「イネ」という女の子も生まれ、しあわせな生活がつづいていたんですが・・・。
『シーボルト事件』が起こってしまったのです。
シーボルトは、謎多き国日本をヨーロッパに紹介するために『日本地図』がとってもいい資料だと思い、それを手にいれ、ヨーロッパに送ろうとしたんです。
でも、当時地図は輸出禁制だったのです。これが幕府に知られ、シーボルトは厳しい取調べを受けてそして、国外追放になります。
国外追放だからもう日本には来られなくなって,お滝さんとももう二度と会えなくなった、
シーボルトは帰国する時に 、お気に入りの『あじさい』を持って帰えりました。そしてその名前を長崎の忘れられない女性『おたきさん』の名にちなんで『おたくさ』と命名して、ヨーロッパに紹介したのです。オタクサというのが学名で正確にはHydrangea macrophylla var. Otaksaといいますが、これはシーボルトがヨーロッパに持ち込んだ品種を変種としてつけられています。
『ハイドランジア・オタクサ』。シーボルトのおかげで、 『おたくさ』は、ヨーロッパ中に広まりました。

クサノオウ

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クサノオウ(けし科)
ケシ科のクサノオウは山地の林下に生じ、春に黄色可愛い花4弁の美花を開き 茎は高さ30

〜50センチメートルの多年草、葉はヨモギに似ており葉の裏面は白っぽいいかにもケシの

仲間という気がします。茎を折ると汁が出ます。明治の文豪・寛一お宮で有名な尾崎紅葉

は胃癌で若干37歳で他界しました。その末期癌の痛み止めに使ったのが 「白屈菜」・

夏から秋にかけて全草を刈りとり、天日で乾燥させた 生薬(しょうやく)を、白屈菜(は

っくつさい)といいますが、非常に毒性が強く、民間での内服は絶対にしてはいけませ

ん。 10種以上のアルカロイドが含まれ、ケシと同じ様に鎮痛作用や神経を麻痺させる

作用がある。茎の汁を付けるとイボや魚の目を取る薬ともなる。

イボクサの別名もあり、皮膚病全般に効く薬として有名な漢方薬であり、丹毒の別名であ

る瘡(くさ)を治す薬効の為、瘡(くさ)の王の名が付いたとされるが、茎を折ると黄色

い汁を出すので、草の黄(クサノオウ)の名の由来とする説もある。

古代ギリシャでも神話と共に薬用とされた記述が有るそうなので、洋の東西を問わず古く

から用いられた薬草である。

ミズキ

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ミズキ(みずき科)
さて、ミズキ科の代表は大木になる「ミズキ」でしょう。今このあたりで大木で白い花が咲いている木はほとんどミズキです。
ミズキの名前は、樹液が多く、早春に切ると水が滴り落ちることに由来しております。植物園のミズキも早春には傷口から樹液がしたたります。しかもそれがオレンジ色となります。病気を扱う専門家になぜオレンジ色になるのか尋ねましたところ、それは樹液に含まれる糖分に酵母菌がついて発酵するとそのような色になるとか、興味のあるかたぜひ植物園でご覧ください。
ミズキは渓谷周辺などの水分条件の良い場所などに生育する。ミズキはハナミズキと違って花は枝先に集まって輪生状に真っ白に咲きます。大きな木で道路沿いでも見かけます。

ミズキ科の特徴は、葉の脈が平行に走っているのが特徴です。ミズキも、ハナミズキもヤマボウシもそして早春に葉が出る前に黄色い散形花序同をみごとにつけるサンシュウユも同じ葉脈の形をしたミズキ科です。
サンシュウは江戸時代に薬用植物として中国から入った樹木、果実は滋養、強壮薬に用いられます。
ヤマボウシは本州から九州に分布する落葉の亜高木。
ハナミズキ同様特徴のある花を咲かせて目立つ。同じく四枚の花弁のように見えるのはハンミズキと同じ総苞で、その中心に多数の花がつく。白い総苞が白いずきんに覆われた山法師を連想することから付けられたといいます。その花びらに見える総苞はヤマボウシよりほっそりしている。ちなみにハナミズキはアメリカヤマボウシとも呼びます。
秋には赤く、イチゴを連想させるような果実が特徴的ですね、それは果実酒に浸けられます。

日本のヤマボウシですが、イギリスにわたり、第一級の花であると折り紙をつけられたのは、明治の半ばだそうです。イギリス人がヤマボウシを好み、アメリカ人がハナミズキを好むというのは納得できるような気がしませんか?

個人的にはハナミズキの派手さより私もイギリス人のようにヤマボウシの素朴な清楚さが好きです。息子夫婦が住んでいた仙台はケヤキ並木が有名ですが、新しく出来た仙台の西、泉区にあるパークタウンの街路樹、庭木のほとんどがヤマボウシで埋め尽くされていました。町並みを作るデザイナーのセンスによるのでしょう。甲府あたりはハナミズキで華やかさを通りにもとめ、仙台ではヤマボウシで清楚さをもとめてのことでしょうかね?

ムラサキケマン

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ムラサキケマン(けし科)

植物園に植物を採集してたずねてきた方がおりました。「道端にたくさんあるので名前をしりたい」と

いうことでした。みるとそれはケシ科の「ムラサキケマン」、ご存知ですか? 

今、近くの草原や、道路脇など・直射日光が制限されるところで群生してよく咲いてきれいです。高さ

20・30センチ茎に淡い紫色の筒状の唇花を連なって咲かせ、葉はセリの葉に似ています。

ケマンとは仏具の一種で花や鳥などを透かし彫りにし仏堂の欄間にしたりするもので、そこからきている

そうです。雑草にするには惜しい寧ろ庭に植えたいような美しさがあります。花言葉は「あなたの助けに

なる」です。でも毒草でもあります。

誤って食べるとよだれやなみだを流し、はきけ、瞳孔 の収縮、眠気をもよおして心筋の痙攣を 起こすこ

とがあります。ご注意を!


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