「愛に生きる」

愛をメッセージにした物語

閑話休題

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「閑話休題」31

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 「閑話休題」31


昨日、かねてより行ってみたいと思っていた天川村に、手弁当をもって出かけた。この天川村には、神社

で名高い「天川(河)大弁財天社」があり、また、そこから少し上流にある「みたらい渓谷」という名景勝

地もあるので、ぜひ足を運んでみたいと思っていた地だった。


平日ということと、天候もよかったこともあり、行きも帰りも快適なドライブとなった。大和の飛鳥路、

そして吉野の下市、黒滝村を経て順調に国道309号線を北上していくと、やがて大きな山間集落地が現

われた。そこが目的地の天川村であった。


天川(河)神社の境内地にある駐車場に車をすべり込ませ、参拝するべく社殿につづく石階段を登っていく

と、この神社特有の神殿造りに驚かされる。殿内は縦横無尽に風が吹き抜けられる造りになっていて、な

んとも言えない開放感にあふれていた。そこへ、いちじんの風が吹き渡るとまるで別天地にいる心地がし

た。


参拝後、ふたたび車に乗り込み、つぎに目指す「みたらい渓谷」へと走らせ、そこでお昼をとることにし

た。距離はさほど離れてなくて、車を走らせていると、とつぜん目の前に、奇岩の景勝地が現れてきたの

で驚いた。その風景は今までにない迫力で、この身にせまってくきた。

「閑話休題」30

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☆遠景を拡大してくだされば、大和三山(みみなし山、うねび山、天の香久山)が望めます。 


 「閑話休題」30


若い友人の出産祝いと、赤ちゃんのお披露目とをかねて、奈良の三輪大社に友人知人があつまり、食事会

を催した。まずは神前に参拝したあと、そぞろ歩いて食事処へと向かう。


てっきり三輪さんの参道だと思って歩いていたら、この道は『山の辺の道』だと聞かされ、皆一様に驚

く、なんとも古式ゆかしい石畳の道であった。その途上にこじんまりとした食事処があった。


到着すると、かねて予約してあった料理が、庭のテーブルへと運ばれてくる。やはり場所柄だろうか、温

(にゅう)麺が添えられている。これには自然と顔がほころぶ。


元気な赤ちゃんの顔、そして美味しい料理、そして、そばに満開の枝垂れ桜があれば、もう何もいうこと

はない。そこはまさに極楽である。


赤ちゃんと別れたあとは、山の中にある温泉場へとむかい、そこで日ごろの汗をながし、友人たちと会話

を楽しむ、そんな何でもないようなことが、明日への活力となるのだろう。

「閑話休題」29

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「閑話休題」29


作家、山本周五郎作品は私の愛読書である、この作家について、少し書いてみたいと思う。小説にぜんぜ

ん興味がないと言われる方も、ほんの少しの間、お付き合い願えれば嬉しい。まず名前の由来であるが、

これが大変面白いことに、彼が小学校を出て、最初に住み込んだ先の質店の名前が、「山本周五郎商店」

だったという。


この店主の、山本周五郎が、三十六(さとむ)少年の、文章を書く能力の高いことにいち早く気づき、将

来、小説家として世に立つことを勧めたのだという。そしてその後、作家として成功する日まで、陰にな

り日向になって、支援し見守ったということである。  


その店主から受けた恩義を終生忘れられなくて、ペンネームを山本周五郎にしたことがのちに語られてい

る。何とも熱い心をもった作家だろうか、その熱さは次の事柄にも表れている。周五郎が、作家の名誉で

ある直木賞に選ばれたときも、これをかたくなに辞退し、その時に述べた言葉が、作家の評価は、賞に

よって決まるのではなく、多くの読者が作品を読むことでおのずと評価される。と表白している。


そして、何より周五郎の真骨頂は、文章がやさしいことにある。これは、周五郎自身、誰が読んでも分か

るようにとの思いから、文章を平易に著わすことに努めてきた。その分かりやすさを一部の批評家が誤解

して、周五郎作品は、大衆小説との間違った評価をしてしまったのだが、読めばその芸術性の高さに驚く

ことまちがいないだろう。


山本周五郎が亡くなってから、今年で48年になるが、今でも多くの読者を惹きつけて止まない。おそら

く、あと50年経っても、やはり周五郎作品は、古典として人々から愛され、読み継がれていることだろ

う。

「閑話休題」28

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 「閑話休題」28


さて、今回の友人を巡る旅は、まるで夢の中にいるような、そんな素晴らしい感動の旅となった。このよ

うな旅は、これから後にも先にも、そうはないだろうと思う。


残された旅の最終日は、カミさんのお母さんの法事が控えるだけとなった。法事というのは、なにも亡く

なった人のためだけでなく、あとに残された親族や、友人知人が一堂に会し、懇親をもつということが、

とても大切なことであるように思う。


それは、集まることで、ふだん疎遠になりがちな、兄弟や親族間を密につなでくれ、互いの交流をたすけ

る手助けになっているのではないだろうか、そんな気がするのだ。何はともあれ、お墓に参り、経を唱し

てもらい、会食して無事に法事を終えることが出来たのである。

「閑話休題」27

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 「閑話休題」27


友人が運営している木彫教室のとなりには、畑が広がっていて、彼はそこで野菜を栽培していた。その畑

をよく見ると、そのほとんどがトマト畑なのだ。そう、彼はトマトを腹いっぱい食べたくて、畑をしてい

ると言うのである。それほどにトマトが好物らしい。


私たちも、その話を聞いていたので、今回そのトマト畑を見るのが楽しみの一つでもあった。ビニールハ

ウスの中をのぞくと、愛情をもって育てられているトマトが、美しい赤い実をつけて、そこかしこに実っ

ていた。それを収穫して、きょうの夕食に添えてくれるというのである。


夕食まで待ちきれない私たちは、収穫を手伝いながら、思わずミニトマトを一つ二つと口にほうり込んだ

のであるが、その美味しさたるや、簡単に一口では表現できないほど旨かった。トマト独特の甘さと、

あの特徴ある酸っぱさが、絶妙に口中で広がり、何とも言えない味わいがあった。


帰りには、持ちきれないほどのトマトや、そのほかの野菜を、たくさんお土産にいただいた。そして、い

つまでも名残惜しい気持ちもあったが、いつまでもそうはしていられないので、またの再会を願い、埼玉

をあとにした。明日には、肝心な用事もまだ残ってはいるのだが、この2日間の充実した旅は、わが人生

において、最も想い出深い日となったことは確かである。            つづく

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