|
「世界同時不況」11
昨日ここで、三菱UFJ銀行が、国債急落に対する危機管理対策を立てていることを述べたが、どの金融機
関でも、自社だけはどんなことをしても守りたい思惑がある。それにはいち早く抜け駆けするしかないの
であるが、その時期を各社が模索し始めているようすが窺がえる。それでもどんな手立てがとられよう
が、計り知れない損害を被るのは免れないだろう。
乱発した国債総額は、1000兆円を超え、新年度の一般会計予算、約90兆円の歳出の内、利払いだけ
でも22兆円を占めているから驚きである。実に税収(歳入費)の半分以上になる。本来なら、特例国債
といって、国家の緊急時にしか発行されない国債にも拘らず、自民党時代のバブルの絶頂期でさえも、乱
発され続けてきたのである。
2月3日付け夕刊紙に、「パナソニック7000億円赤字」の大見出し、連日各企業の3月期連結決算が
発表された。それによるとシャープ2900億円、ソニーも2200億円の過去最悪の赤字見通しとなる
模様、その他にもシャープも過去最大の2900億円、など・・・
その中でも、「銀行大手7行は黒字を確保」の文字、さもあろう、現在の預金金利が限りなく0に近い中
で、合法的に預金者の懐へ手を突っ込んで盗んでいるのと同じようなものであるから、黒字は当然といえ
えよう。これで黒字にならなかったらおかしいくらいだ。
もし、他国なみに金利を支払っていたら、このような黒字はまず見込めなかったであろう。昔から日本国
民は、お上の政策には、盲目的に従う国民性があるのを、国は見抜いているのであろう。早く目を醒まさ
ないと、おとなしい国民は、国の餌食となってしまうだろう。
そして、国家破綻が、すぐ目の前まできていることに早く気づき、その対策を怠らないように、しっかり
準備をしておかなければならない。最後に泣くのは、うっかり過ごしている者にかかってくるだろうか
ら。
|