林誠司 俳句オデッセイ

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顔に我は食(めし)くふをとこかな      松尾芭蕉

(あさがおに われはめしくう おとこかな)


今日は池袋の「みらい館大明」で「松尾芭蕉講座」を行った。
参加者は11名。
終わった後、

熱い講義でしたね〜。

と言われたが、私としては「トップギア」に入る前に終わってしまった。
15時には必ず終了しなければならないので、ちょっと焦ってしゃべってしまった。

以前、他の句会の方から、

芭蕉を語っている時、ホントにうれしそうな顔してますね〜。

と言われた。
また、別の人からは、

芭蕉をしゃべっている時は、飛び上がらんばかりになりますよね。

とも言われた。


このあと、参加者数名と飲んだが、むしろ、その時のほうが(お酒が入ったせいもあって…)滑らかだったかもしれない(笑)。

その時、芭蕉の話の他に、結社や俳句の先生とお金の関係の話になった。
私もつい最近まで、総合誌編集長をやっていたので、そういうことは、いろいろな情報を知っている。
全てがそうではないが、結構、会員からお金を取っている結社や俳人が多いのも事実だ。

芭蕉は俳句を、

夏炉冬扇(かろとうせん)

と言った。

夏の炉
冬の扇

つまり、

なんの役にも立たない

というものだ。
もちろん、ここに芭蕉の俳諧に賭ける自負があるわけだが、少なくとも俳句はお金儲けではない、という意味もあるだろう。

例えば、私が会員さんから「100万円」預かったとする。
それを「500万円」に増やしてあげた、とする。
そうしたら、「100万円」くらい貰ったっていいと思う。

でも、俳句は違う。
私が何かを教えたとしても、別に実生活には何の役にも立たない。
もちろん、私も講座で謝礼を貰っている。
下準備、資料の作成、当日の講義などを考え、そこに、「俳句はあまり役に立つものではない」ということを考慮した金額である。
しかし、そういう話に出て来る俳人たちの謝礼は、ケタ違いだ。

もちろん、それだけ権威があるのだろう。
つまり、自らを権威付けるのがうまいのだ。

先生もそういう風にしたほうがいいですよ。

と、ときどき言われる。

でも、芭蕉を知れば知るほど、そういうことは違う、そうなってはいけないと確信する。
もちろん、芭蕉も杉田杉風、谷山木因などパトロンはたくさんいて、金銭的な援助はかなり受けている。
ただ、「おくのほそ道」を読んだり、「曽良推敲日記」などを読めばわかる。
芭蕉は最低限の生活を送れればいい、と考えていた。
清貧ではないが、華美な生活を求めなかった。
必要以上の援助を受けなかったし、要求もしなかった。

芭蕉崇拝の私としては、(金は欲しいが…)お金に走った時点で、芭蕉を崇拝する、と堂々と言えなくなってしまうような気がする。
まあ、上記の点に関しては、会員さんが納得しているのなら、とやかく言う問題ではないが…。


俳句アトラスHP  http://haikuatlas.com/
(「刊行句集のご案内UP)

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今日はうれしいことが一つ、楽しいことが一つあった。

うれしいこと。
加藤房子先生の句集『須臾の夢』が東京新聞(6/17)に紹介された。
しかも表紙の写真入りである。
さっそく装丁を担当した須川さんにメールした。
幸先がいい…と思った。

楽しいこと。
西荻窪で、草間をりえさん、佐藤満男さんと飲んだ。
俳句の話で盛り上がった。
をりえさんとは旧知の仲だが、佐藤さんとは初めてである。
新しい俳縁をいただいた。
をりえさんに感謝である。

いろいろなことを話したが、今、酔っている。
まあ、とにかく、勉強になった。
ありがたいことである。

俳句アトラスHP  http://haikuatlas.com/
(NEWSにもUP)

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荻窪青丹会&横須賀帰還


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の長きをんな待ちをり宿浴衣      誠司


今日は荻窪青丹会。
そのあとは横須賀へ帰った。
明日は夕方から飲み会があるので、それまで「のんびり」するつもりだったが、やたら仕事の電話がかかってきた。(まあ、お一人から集中的にだが…。)

掲句は点数が入ったが、選ばれる度に笑いが起こった(笑)。
兼題は「浴衣」。

実体験ですか?

と言われるのは、まだいいが、

見得張ってるんじゃないですか〜?

とも言われた。

いったい何を言っているのか…。
僕にだって、この程度の経験はある。
まあ、それもあるし、かつて家族がいた頃、温泉旅行へ行き、僕と息子、妻と娘がそれぞれ温泉に入って、妻や娘の出を待っていたことがある。
そんな原風景もある。
まあ、俳句は創作なので、表現、鑑賞は自由である。

【感銘句】
紫陽花に背山重たくなりしかな      関口下枝
吊橋の先の湯煙り藍浴衣         齊藤秀明
熱残る祭浴衣を洗ひけり          関口下枝
杣小屋の誰にともなく焚く夏炉       里見 游
ときめきは八十路にもあり白浴衣     篠原賢二
空と海鵜夕日溶けゆく枇杷の里      治美
鷹の目となりしわたしの夏の空       田中久仁子
こまやかにゆかたの上げをほどきをり  小久江冴秀

そういえば、今日、俳句アトラスHPからメールが来て、加藤房子先生の句集『須臾の夢』が東京新聞朝刊に紹介されていたらしい。
迂闊であった。
が…、うれしい知らせであった。

俳句アトラスHP  http://haikuatlas.com/
(今週の一句、UPしました。)

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(長野県諏訪市 諏訪湖)

今日は谷中句会。
「近現代俳句概要」というテーマで話をした。
堅いタイトルだが、要するに正岡子規から飯田龍太、森澄雄までの俳句のおおまかな流れを話した。
句会の後は、いつも通り、谷中で、うまい蕎麦を食べて帰って来た。
俳句は不振…。
最近、忙しかったからな〜、と言い訳をしてみる(苦笑)。
tansioさんこと、石井稔さんの俳句が素晴らしかった。
先月も素晴らしかった。
ホント、勉強になる。

トンカツのキャベツの力七月来    稔

銀色のゴリラの背中梅雨晴間

他の感銘句

揚羽蝶追ひ肩車くづれけり      雪香
夕立の吹き落としたる夕日かな   賢二
万緑の山々絞り木曽大河       賢二
子鴨見むと川より早く歩きけり    游

サッカーのワールドカップがいよいよ始まった。
さすがに昔のように、「リアルタイム」で見ようと朝まで起きていることはない。
「スペイン対ポルトガル」の試合は素晴らしかったらしい。
クリスチアーノ・ロナウドがハットトリックを決めたらしい。
これは横須賀の自宅で予約録画しているので、見るのが楽しみだ。

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今日はうれしい一日…、いや、記念すべき一日だった。
わが社、「俳句アトラス」の句集第1号のお披露目の日、

「千種」10周年祝賀会、加藤房子句集出版祝賀会

である。
会場は、神奈川県新横浜の横浜国際ホテル南館。
加藤房子代表の第二句集『須臾の夢』を製作させていただいたのである。

今日は、句集はもちろん、さまざまなことも「初体験」。

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初スタンド花

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初名札(?)

とりわけ、スタンド花の手配はネットで注文したが、結構、手間取った。
配送時間も、

9時〜13時

と、実に曖昧だったので、

なんとか、開宴の11時半までに届けてほしい。

と、結局、電話で交渉した。
会場に来たら、ちゃんと飾られてあってホッとした。

今回の『須臾の夢』のデザインは須川菜生(すがわ・なお)さん。
「千種」会員である。
加藤先生の推薦で、今回、タッグ(?)を組んだ。
私も初の刊行だし、菜生さんも本のデザインは初めて、ということで、出来上がるまで結構緊張したが、おかげさまで好評である。
その菜生さんから、代表への花束贈呈もあった。

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(左・加藤房子「千種」代表、右・須川菜生さん)

私も「句集紹介」という名目で祝辞を述べた。

会が終わっても、俳句の先生数名とワインを飲んだ。
みな、

よかったね。

と言ってくれた。
祝宴、その後と結構、お酒をいただいて、帰りの電車ではぐっすり眠ってしまった(笑)。
きっと、一生忘れない日となるだろう。
先生、おめでとうございました。
そして、ありがとうございました。

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