一億円不正献金

過去は振り返らず,未来にだけ都合よく「責任」という言葉を使う自民党。

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京都府八幡市の「聖神中央教会」主管牧師による婦女暴行事件で、多額の献金を強要された教会役員が自己破産を申請したり、教会が信者にカードローンを組むよう指示したりしていたことが9日、府警の調べなどでわかった。教会移転時の借金返済や維持費のほか、年数回の主管牧師・金保容疑者(61)の海外渡航費の工面で毎月、多額の赤字が出ており、教会役員の献金で穴埋めしていた。金容疑者は日ごろ、「神の前に手ぶらで出るな」などと献金の強要を正当化するよう説いており、府警は、献金が金容疑者主導で進められていたとみて、教会の経営実態の解明を進める。

 調べや関係者の証言では、元教会役員の女性は数年前から、金容疑者側近の女性から「教会を守らなければいけない」と言われ、多額の献金を迫られた。消費者金融などで借金を重ねて「もう無理です」と断ると、「信仰がないのか。とにかく金を作ってこい」と要求され、さらに借金をしながら献金を続けた。借金は1000万円近くに膨らみ、自己破産を申請。女性は「教会内には別にも自己破産している人がいる」と言う。

 聖神中央教会は2000年12月、元ファミリーレストランの土地と建物を約1億7000万円で購入し、京都府久御山町から現在地に移転した。この借金返済や神学校の家賃のほか、金容疑者が韓国やニュージーランドなどの外国教会との交流や、米国に住む娘の元へ行くための海外渡航費などで毎月の運営に約600万円が必要だったが、常に二、三百万円の赤字が出ていた。このため、約60人の役員には毎月2万円の教会維持費のほか、特別の献金が課されていた。

 一方で、金容疑者は普段から、「もうすぐ世の中が終わるから、今のうちに金を使え」「収入の10分の1の献金をしないことは、神様から金を盗んでいることになる」などと献金を奨励していた。

 昨年12月、約170人が脱会し、金の工面にさらに窮し、今年2月ごろから複数の信者にクレジットカードのローンで30万円を作るよう指示が出たという。

 府警は、信者らからの事情聴取で献金実態を把握、金容疑者らが、特異な拝金主義でも信者を精神的に支配していたとみている。

 「被害者の会」代表の村上密・アッセンブリー京都教会牧師は「信者は自由に使える金を持っていることそのものが罪、と思わされ、通帳の金も出すよう勧められている」と話している。


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