一億円不正献金

過去は振り返らず,未来にだけ都合よく「責任」という言葉を使う自民党。

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http://www.asahi.com/politics/update/0808/011.html

参院本会議で郵政民営化法案に反対票を投じた22人のうち、過半数の12人を亀井派が占めた。派閥所属参院議員18人の3分の2が反対したことになる。参院亀井派会長の中曽根弘文・元文相の反対表明が終盤の流れを決定的にしたことと合わせ、否決の原動力は亀井派だったと言っていい。

 一方、参院で最大勢力を誇る旧橋本派の反対は5人で、所属議員35人の7分の1にとどまった。反対派の旗頭である綿貫民輔元衆院議長を擁する衆院では、派閥別で最も多い16人が反対したが、参院では同派の青木幹雄参院議員会長が賛成を働きかけたことが影響したと見られる。

’05衆院選:「新党」もう失速? 綿貫氏「自民党を愛している」
 ◇「『自民の野田聖子』自負」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/05shuinsen/news/20050809dde001010046000c.html

 30日公示、9月11日投票の衆院選に向け、自民党の郵政民営化造反組の「新党」構想が、早くも失速気味になっている。解散前までは「同憂の士で新しい流れを作る」(平沼赳夫前経済産業相)などと威勢が良かったが、ふたを開けると、「公認されないなら無所属で」の声ばかり。自民党の対立候補擁立の動きを刺激したくないうえ、小泉政権の終息も見越して、いつでも復帰できるように身軽にしておきたい、というのが本音のようだ。

 7月5日の衆院本会議で反対票を投じた衆院議員37人が自民党を出れば、自民党が下野した93年の政治改革選挙以来の大量離党。8日の参院採決で反対した参院議員22人を加え新党を作れば、60人近い勢力になる。

 新党結成によって、選挙基盤の弱い反対派議員に比例代表での復活当選の道を開くとともに、新政権作りのキャスチングボートを握る戦略もあるとみられていた。

 ところが、実際に解散・総選挙が決まると、反対派のまとめ役である綿貫民輔元衆院議長は8日のNHK番組で「あくまでも自民党を愛している。自民党で頑張っていきたい」と発言。野田聖子元郵政相も「『自民党の野田聖子』を自負している。公認してもらう努力はしたいが、(だめなら)無所属で出る」と語った。

 「自民党が嫌で別の道を歩もうというのではない」(亀井久興元国土庁長官)というのが、反対派共通の心理。党とたもとを分かつより、選挙で「正統性」を争う方が有利という心理も垣間見える。亀井静香元政調会長まで「新党にすぐ飛びつくことはしない。自民党公認で選挙をやりたい」とテレビで語った。

 背景には、党本部の公認がなくても、都道府県連の推薦で実質的に自民党のまま選挙運動ができる、という計算もあるようだ。佐賀県連はすでに、県選出の反対派議員を、公認同様の態勢で支援する方針を固めている。

 選挙結果次第では小泉政権が退陣に追い込まれるうえ、来年9月には小泉純一郎首相の党総裁としての任期が切れるため、それまでの我慢と割り切る反対派議員もいる。「小泉さんが降りれば、また(自民党と)一緒にやれる。変に政党にしてしまうとやっかいなことになる」。造反組から何かを仕掛けようとする機運は乏しい

社説:解散・総選挙 政治のねじれ解消の好機だhttp://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20050809k0000m070140000c.html

 小泉純一郎首相が政権の命運をかけてきた郵政民営化法案が8日の参院本会議で大差で否決された。首相は直ちに衆院を解散し、総選挙は9月11日に行われる。与党が解散回避を求め、解散詔書の署名を拒否した閣僚を罷免した末に首相が踏み切る異例の解散である。自民党の分裂選挙に突入すれば、政権交代の可能性をはらんでくる重要な衆院選となる。

 反対票を投じた自民党議員は実に22人。雪崩を打って造反者が続出する事態に至ったのはなぜか。一言で言えば、小泉改革を現状のままの自民党の構成で続けていくのは限界が来たということだ。

 小泉政権が誕生して4年余。当初から首相の改革路線には自民党内に根強い対立を抱えてきたが、首相はこれを逆手にとり、「抵抗勢力との対決」をアピールし、世論を引きつけることでしのいできた。一連の小泉改革は毎回、党側との妥協の産物ではあったが、一応の結論を出せたのは、首相が国民の高い支持率を維持し、党側もそれを恐れたからであろう。

 今回、空気が変わったのは、首相が頼みとする支持率が低下し、反対派が「恐れるに足りず」と感じ始めたことの裏返しだ。法案の内容だけでない。党や派閥を無視してきた首相の政治手法や人事に対したまってきた不満が一気に噴き出したということである。

 小泉首相も法案の中身は二の次で権力闘争意識をむき出しにした。首相本人が現状に限界を感じており、それを打破するため、実は元々、成立より選挙を望んでいたのではないかと思えるほどだ。

 表の内閣より、党が陰で力を握る二重権力構造を解消するため、小泉首相が内閣主導の政策決定を目指したのは間違いではない。だが、議院内閣制は、国会での与党の数が前提だ。「自民党をぶっ壊す」と叫んで与党との対決に活路を見いだす手法をいつまでも続けるのは根源的に無理があった。

 本来、郵政法案も選挙のマニフェストに盛り込む時点で党内の決着をつけるべきだったのだ。その点、反対派の責任は首相以上に大きい。小泉首相の最重要テーマが郵政民営化であるのを百も承知で党総裁に選び、民営化を国民に公約しながら具体化する段になると造反するのは、「選挙の顔」として利用しただけだと言っているのに等しい。そうなら国民をバカにした話だ。

 執行部も右往左往しただけだ。法案の良しあしでなく、「解散すれば政権を失うかもしれない」と反対派を説得するのは、政権を担当し、政策を遂行していく自信がないと告白しているようなものだった。首相も党も、政党の命であるはずの政策を軽視し、党内のねじれを放置してきたツケが、いよいよ回ってきたのである。

 しかし、政策で大きなかい離がありながら、同じ自民党を名乗るという分かりにくい状況が、今度の内紛の結果、少しでも解消されるのであれば悪いことではない。

 小泉首相が法案反対者を公認せず、その選挙区には新たな候補を擁立し、選挙後も組まない方針を打ち出したのは当然である。反対派内には新党を結成する動きがあるものの、「選挙が終わり、小泉首相を除いて一緒になればいい」との声が聞こえる。だが、これは有権者には分かりにくい姿勢と映るだろう。

 早々と民主党との連立の可能性にも言及している公明党も「政権の枠組みは選挙結果次第」では済まされない。自民党との連立政権を継続するというのなら事前に有権者に明確にしておく必要がある。

 小泉首相は解散・総選挙を郵政民営化に対する国民投票だと位置づけている。郵政のみに争点を絞り、民営化に反対する造反組も民主党もひとまとめに「抵抗勢力」と批判して選挙を戦うつもりなのだろう。ならば、この際、既に妥協を重ねた形ばかりの郵政民営化案を、「官から民へ」の原点に立ち返って作り直し、有権者に提示すべきだ。

 だが、争点は郵政に限らない。国民に関心の高い年金、財政再建と増税、政治とカネ、首相の靖国参拝、行き詰まった対中国・韓国外交、北朝鮮の拉致問題と核開発、国連安保理常任理事国入り、イラク・サマワに派遣した自衛隊をどうするか、そして憲法改正……。こうした重要課題をひとまとめにした国民投票だ。そして、それぞれの政策を各党が競い、有権者が判断する。それが2大政党化時代の政権選択選挙だ。

 民主党もこのままではいられない。今回の解散は、民主党が政権を追い込んだのではない。現状は、自民党分裂という「棚ぼた」式で政権交代の可能性が取りざたされているに過ぎないのだ。他の争点だけでなく、当然、郵政に関しても党内できちんとした対案を出すべきだ。

 郵政民営化は、ひいては「大きな政府か、小さな政府か」につながるテーマだ。岡田克也代表が「将来的には民営化が望ましい」と言いながら、政府案の批判だけに終始したのは、党内の労組系議員を中心に、自民党と同様、民営化反対派を抱え、対立を回避するためだと既に有権者も見抜いている。民主党も、そんな党内のねじれを解消して初めて、「小泉・自民党」か、「岡田・民主党」か、政策を通じて有権者が選ぶ政権選択選挙の土俵が整う。

 選挙の行方はもちろん分からない。どの党も単独過半数が取れなければ、一時的に政界は混乱するかもしれない。だが、それが新たな政界再編に進む可能性もある。行き詰まった政治を変えるきっかけになるのなら、今回の郵政騒動は決してむだではない。

 誰が本当に実のある改革を進めてくれるのか−−。それを見極める総選挙にしたい。

総選挙事情、解説1。

:05年郵政解散 「無所属で戦えぬ」/「理屈通らぬ」「景気が心配」(その1)

30日公示、9月11日投開票が決まった総選挙。選挙戦で注目されるのが、造反した自民党の37人の前衆院議員たちだ。小泉首相は「公認しない」と明言。新党を結成しないと、無所属で立候補するしかない。中には「選挙に強い人」もいるが、比例代表の単独候補だった人は無所属なら、比例での出馬の道を閉ざされる。小選挙区では、自民前職と戦うケースも出てくる。造反議員はどうなるのか。識者の見方も分かれる。http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/archive/news/2005/08/09/20050809ddm041010019000c.html

日歯連事件:山崎拓氏、献金受け取り認めるhttp://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20050804ddm005010079000c.html

 自民党の山崎拓前副総裁は3日の参院郵政特別委員会で、政治資金規正法違反事件で、東京第2検察審査会が山崎氏を「起訴相当」と議決したことをめぐり、01年11月30日に日歯連から受けた寄付について「自民党に対する寄付だ。幹事長室で預かり、事務局に手渡した」と5000万円を受け取ったことを認めた。山崎氏らに対する迂回(うかい)献金との指摘に「曲解だ。起訴相当とされるいわれはない」と改めて否定した

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