地方在住靴革好人

地方在住の靴好き、革製品好きな中年です。様々な思いを綴りたいと思います。

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深野羅紗店のスーツ

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 深野羅紗店のスーツが届いた。オーダーしてから1カ月弱で完成。

 採寸当日は、昨年この店で作ったネービージャケットにリーバイスのチノパンを組み合わせて臨んだ。ジャケットに関しては、昨年のデータと現在着ている様子から今回の採寸に生かすことができるので安心だった。だが、パンツに関しては、チノパンからスーツのパンツを考えなければならないので多少の不安があった。

 しかし、出来上がったスーツを試着してみるとそんな不安はどこかに行ってしまった。パンツは今まで作ったスーツの中で一番自分好みのシルエットになっている。太ももは太すぎず細すぎず、すっきりした印象。ジャケットは昨年よりもフィット感が増している。

 そして何よりも生地の良さ。英国ウィリアム・ハルステッドのカシミア混120's。何の変哲もない極めて普通を目指した普通のスーツだが、見る角度によって光沢があらわれる。手に取って見た時の滑らかさも気持ちいい。
 自分のスーツについて言うのもなんだが、いい生地を使っていると思う。画像では生地の良さが全然伝わってこないけれど、それは撮影者の腕とカメラの性能のためだ。

 オリジナルのタグは、あの古い店構え(失礼!でもこの雰囲気は大好きです)のイメージを裏切るなかなかおしゃれなデザイン。昔ながらの漢字だけの「深野羅紗店」ではないところがいい。

 生地の良さと採寸者の腕の良さと丁寧な縫製、破格の価格・・・いい条件が重なってくれた。来年も一つ作ってみようかな。今度はシャツあたりを・・・・。

 昨年、東京神田の「深野羅紗店」でネイビージャケットをつくった。価格が破格でとても着心地がよく、気に入っていた。

 そして今年11月に東京に行った際、今度はスーツをつくった。ちょうど私の東京滞在期間にセールをやっていて(いつも安いけれど)、お得な生地がたくさんあった。

 その中から選んだのは、「ウィリアム・ハルステッド」のスーパー120'S、チャコールグレー。とてもしなやかで程よい光沢があり、見るからに生地の良さが伝わってくる。
 採寸には1時間以上かかったけれど、深野さんは私の要望を聞き入れながらプロとしてのアドバイスを控え目に与えてくれ、安心して任せることができた。

 お台場が標準で3つボタン段返り、裾はダブル、2タックパンツ、サイドベンツ、ホーンボタンをオプションで付けて56,000円!生地代、仕立て代込みでこの価格。儲けはあるのか?そう疑ってしまうほどである。

 昭和の香りのする古く味のあるお店。こういう店はいつまでも残ってほしい。我が地元にはこんな店がもう無くなっている。靴や服に限らず、昔からある良い店は、地方よりも東京の方が残っている気がする。東京は最新のものであふれているけれど、古くて良いものもしぶとく生き残っているほうだと思う。昔はどこにでもあった「おらが町の商店街」が私の地元ではほとんど消失し、東京や大阪などの下町にはまだ残っているのだ。地方の方が、かえって新しいものに駆逐されているような気がしてならない。東京に行くたびにそんなことを感じてしまう。

 もうすぐ完成したモノが届く予定。楽しみである。

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 昨日から急に気温が下がってきて、やっと冬らしくなってきたかなと感じるようになった。気づけば、それまで自分が着ていた薄手のパーカでは役不足。あわてて本格的な冬服を探す。すると懐かしいものが出てきた。

 アルファのフライトジャケット「CWU-45/P」。もう3〜4年は着ていないと思う。衣装ケースの奥底に忘れられたままだった。購入したのは10年以上前なので、まだ「MADE IN USA」。すごく愛着があって毎日着ていた記憶がある。出かける時も、仕事でも、家の中でも…。今久しぶりに見て、また「着たい」という気持ちが強くなった。一応、中3の息子に「着たいならやるぞ」と言ってみたら、「そんなボロは要らん」と一蹴。いいよ、今年は思う存分着てやるから。このジャケットの良さがわからんやつは着なくてよろしい。

 でもこのジャケットの良さってなんだろう。

 縫製は雑。
 寸法は合ってない(中年日本人には手が長すぎ)。
 洗ってもきれいにならない。
 ニット部分にはすぐ毛玉。
 縫い合わせ部分が少し破れて内綿がはみ出す…。
 
 商品としては悪いところだらけだが、そこがいいのだと思う。完璧ではない甘さ。なぜか感じる温かみ。使っていくうちに湧いてくる愛着。アメリカ製が醸し出す浪漫。そんなところに自分は惹かれるんだと思う。靴で言えば「トリッカーズ」のような、「オールデン」のような…。

 商品っていうのは、綺麗さや完璧さ「だけ」を求めて(日本が陥りやすい罠)はいけないのかもしれない。アメリカ製のフライトジャケットはそんなことを語ってくれる大切な存在だ。

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 今、自分がスーツやジャケットに合わせる靴下は、たった一つのメーカーのものしかない。そのお気に入りの靴下は「OKコレクション」という名前。なんだか「CKコレクション」と間違えてしまいそうである。字体も似ている・・・・。

 日本製で、「小俣靴下株式会社」という靴下専業メーカーが作っている。この靴下と最初に出会ったのは、一昨年東京に行った際に、有楽町駅隣の東京国際フォーラムで開催された「サンフェア」(あのサン・モトヤマ主催の大規模なセール)だった。

 「サンフェア」会場でセット販売されていた無名の靴下を、単に「安いけどサンフェアで売られているのだから」という理由だけで購入した。それまで自分が履いてきた靴下でもっともよかったのは(価格と品質のバランスという意味で)、「ハリソン」だったが、ハリソンより安いこの薄手の靴下の方がずっと履き心地がよかった。薄いけれど決してオヤジ臭くなく、つま先のシームの指への当たりが非常に少ない。革靴を履くときの滑りもよい。東京に行く機会は年に1度くらいなので、1セット(3足)しか買わなかったのが悔やまれるほど。

 ところが、ネットで調べてみたら、OKコレクションが楽天に出店していることがわかった。しかも価格はもっと安かった。以来、私はこの靴下しか履いていない。破れたらまた新しいのを買っている。ネットショッピングって、こういうときに地方の人間にとってはとてもありがたいね。

 日本の無名の靴下メーカー(多分、有名ブランドのOEMはしているんだろうけど)だが、その品質と価格のバランスは、メイド・イン・ジャパンを誇れる素晴らしいメーカーだと思う。

画像の靴下は、
向かって右が「ウール80%、ナイロン20%」左が「綿80%、ナイロン20%」

年末に東京に行った際、オーダーしたジャケットが届きました。

 オーダーしたのは神田の「深野羅紗店」。神田というよりは秋葉原の方が近い感じのするところにあります。店の雰囲気は「一昔前」「昭和」の香りがぷんぷんします。入り口の開き戸が木枠ですから。本来が「羅紗屋」なので高い天井近くまである棚にぎっしりと生地がならべてあります。店頭には格安の生地もあり、店の中の生地についても「勉強」してくれます。だから思った以上にお買い得な価格でオーダースーツやジャケットを手に入れることができます。

 採寸のときは、細かいところまでチェックしながら様々なアドバイスをしてくださり、またそれがこちらの意見も尊重してくれながら・・・という具合です。こちらの懐具合まで考慮してくれます。

 で、出来上がったジャケットは、生地は国産のサージ、色は濃紺、パッチポケットに水牛ボタン。極めて普通ですが、届いて試着してみたら、勝手の悪いところが全く感じられない。これだけのフィット感は初めてでした。今まで仮縫いなどのビスポークはしたことがないけれど、イージーオーダーでこれだけのものができれば自分にとっては十分。

 ジャケットの出来栄えも素晴らしいけれど、本当に素晴らしいのは、店の方の採寸技術ではないかと思います。工場も素晴らしいのでしょうが、この道ン十年のこの方の採寸技術がこのフィット感をもたらしてくれたのだと思います。

 私にとっては遠距離ですが、これからも付き合っていきたいお店です。

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