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「伍三郎、満月に散る」なんて、いきなり、なんでしょうね。伍三郎は今度の芝居の僕の役名ですが、今日、登場人物すべての舞台衣装のデザイン画が出来上がってきまして、お披露目されたわけで。
20世紀はじめのアメリカ市民と昭和初期の日本国民の衣装を、それも役者に合わせてデザインするんだから、デザイナーの方の苦労も大変だったと思います。役者全員、感嘆の声を上げて見入った次第です。台本もラストまで完成したし、これでやっと本気モードに突入、気持ちもぐっと引き締まってきたようです。
伍三郎の衣装がどんなものか、くわしくは申し上げられませんが、作務衣ふうの和服姿と死装束、それに黒子用と三種類を着こなすことになるようです。早変りもあるので、先が思いやられます。
ところで、伍三郎という役柄については演出のふじたあさや先生ほうからこれといった説明はなく、あくまで僕が台本をもとにイメージをふくらますしかありません。そこが、ふじた先生の凄いところです。芝居というのは、そういうことなんだな、と。
あれこれ迷いますが、僕なりにイメージを膨らませています。それが結構楽しいですがね。今回、衣装のデザイン画を見せて貰って、イメージがほぼ固まりました。今までは、ちょっと卑屈な人生の脱落者の感じでやってましたが、少し切り替えて、演出家に見て貰おうと思います。
題して「伍三郎、満月に散る」。
近藤勇や土方歳三を産んだ多摩郷士の家の三男坊に生まれた伍三郎は、長兄を秩父事件で失い、次兄は日清戦争で戦死、伍三郎も日露戦争で傷つき、その後、社会の変革のために戦いますが、厳しい弾圧にあって投獄、戦いに挫折して酒に溺れ、最後は一人息子の戦死が契機で命を絶ったのです。だが、決して時流に迎合したり、転向することはなかった。それなりに、反骨の士として生き死んでいった男でした。
もともと祭好き歌と踊りが好きだった彼は、戦前はやった「月光値千金」の歌が大好きで、自害する時もも満月の光りを浴びながら「月光値千金」を歌っていたとか。
劇団の仲間達からは、山浦さんのハマリ役だなんてひやかされて、喜んでいいのか悲しんでいいのか。でも、僕自身は伍三郎のような男気は……なかったかも……。
ま、登場シーンは少ないですが、なんとか頑張ってみます。
星子のことには何の関係も話で終わってしまいましたね。
スイマセン。
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先生こんばんは(*^_^*)
衣装合わせと聞くと、だんだん舞台の本番が近づいているんだな〜と思って、こちらまでワクワクしてきます(*゚▽゚*)
これからも舞台のお話を聞かせてくださいー!
2013/2/4(月) 午後 9:22 [ ゆうきあおい ]
なんだか楽しそうですね〜仲間にも「はまりやく」といわれたり、現場の雰囲気が伝わってきます。
いつのときも仲間っていいですよね。
体調に気をつけて、本番まで走り抜けてくださいね!
2013/2/8(金) 午後 7:48 [ まりも ]