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あいや、どうも、聞きましたで。ヤマチャン。なんですってね、昨日、観劇前にファンクラブの皆さんとランチ会食した時、星子ファミリーの中で一番人気があるのは、宙太でも右京でもない、まして、左京や小次郎、春之介、タケルでもない、なんとなんと、このゲンジロー閣下だったとか。
ムヒヒッ、ウヒヒッ、そう当り前でんがな。男の中の男一匹その名はゲンジロウ、人呼んで後家殺しの絶倫大王、オットトッ、なにいわすねん、あねさん。
もっとも、星子シリーズを読み始めた頃は、ゲンチャンなんか、ぜんぜん、興味はなかったし、それどころか、うっとうしくて、嫌らしいだけの存在だっとか。
でも、あねさんがた、大人になり、恋をして、結婚をして、人生の喜怒哀楽を少しづつ味わうにつれて、わいという男に愛着が湧いてきたそうな。
やっぱ、ドッカーンの威力かいな、シシシッ、だからゆうたやないか、後家殺しのゲンジロウって、シシシッ、なんて、アホいわせなさんな。
あねさんがたがホレなさったのは、数奇で悲しい運命を背負って生まれ育ったわいの人生や。浮気モンのお袋に捨てられ、実の父が死んだあと、養子にやられ、継子いじめに耐え、必死に生きてきたわいや。辛いこと、悲しいこと、腹が立つこと、みんな、ヘラヘラと笑ってごまかし、ちょろまかしてきた、そうしなけりゃ、生きていけなかった。そんないい加減な男だったわいが、この世ではじめて惚れた女の子が、星子ちゃんや。
星子ちゃんのお陰で、わいはこの世に生きる光りを見つけることが出来た。でも、哀しいかな、今までの育ちが邪魔して、素直に愛情とやらを表現できないんや。だから、星子ちゃんにはいつもつんけんされている。でも、わいはあきらめまへんで、いつかきっとわいの心が星子ちゃんに届く、いんや、届かんでもいええ、想い続けさせてくれるだけでええんや。
そんなわいの気持ちが、いい女になったあねさんたちにも、やっと、わかって貰えたってことや。
つまり、あねさんたちは、単なるミーハーでわいをトップに選んだんやない、花も実もある女として、わいに惚れてくれたんやで。アラサー、アラフォー好みのゲンチャンやで!
うれしいな、ほんま、泣けてくるで。
あ、あかん、ほんま、泣けてきた。
あねさん、贅沢はいわんから、ちょっとだけ、わいをハグしてくれまへんか。ちょっとだけ……って、すぐ、調子に乗る!
エヘ、エヘヘッ、このド×××!
追記1 試演も無事に終わって、ちょっと気が抜けてしまったところです。明日あたりから、ネジを締め直さないとね。それにしても、ファンクラブ の皆様、あんなむさくるしい風体の伍三郎のお相手を、よくしなさって 下さいやしたね。今も感謝、感動しておりますぜ。あん時、皆さん、涙 ぐんでいたけど、俺もほんとは泣きたかった……。
嬉し泣きの、伍三郎でござんす。
追記2 今からいうのも気が早いけど、六月の本公演、よろしくです! おいおい、星子ちゃんのほうはどうなるんだ?
スンマセーン。
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