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今回の「わが町しんゆり」の試演会、僕と星子ファンクラブのお嬢様がたで、ごく内輪ながらかなり盛り上がっちゃいました。でも、もう一つ、盛り上がりたいことがありましてね。それは、「銀河鉄道999」なんです!
きっかけは、先日、芝居の稽古の帰りに、ふと、見知らぬ親子が話していた会話を耳にしたからでした。
「ね、パパ、999って、新百合ヶ丘駅にこないの?」
って、男の子が聞くんです。
「どらえもん電車だって走ってるじゃないか。だったら、999電車が走っても不思議じゃないよね」
すると、パパが気のなさそうな顔で、
「でもさ、999って西武線の大泉学園駅にしかこないんじゃないのかな」
「そんなことないよっ」。男の子はとんがり顔でパパを睨みつけた。
「去年の九月に、上信電鉄で999電車が走ったんだから!」
「ふーん、そうだったっけ。あ、そういえば……」
父親は、次第にその気になってきた。「うん、メーテルや鉄郎、そうそう、車掌さんなんかの絵が描かれた電車の走るニュースを見たな。すごく懐かしかった……」
父親は、思い出を辿るように目を瞬いた。きっと、昔は、999のファンだったに違いない。
「ね、だからさ、パパ」と、男の子は目を輝かせた。「999、きっと、小田急線を走るよね。新百合ヶ丘の駅にもくるよね!」
「ああ、そうだな、くるといいな」と、パパも目をちょっと潤ませた。「でもな……」
潤んだパパの目が、ふと、曇った。「999が、しんゆりにくる理由がないし……」
「そんなことないよ、みんなが見たがってるし、乗りたがってるよっ」と、男の子はむきになって叫んだ。その目には、涙が光っていた。
「そうさ、そうだよ、坊や」
答えに詰まった父親に代わって、僕はいってやりたかった。「ぼくも、ずっと前からそう思っていたよ。999がこの新百合ヶ丘の駅にきてくれないかなって。僕は銀河鉄道999のテレビ版の脚本や、映画版さよなら銀河鉄道999の脚本も書いたんだ。999への思い入れはものすごくある。人の何十倍もあるつもりだ。999がきてくれるように祈ろう。一緒に、お願いしようよ!」
ま、結局、その子には言えないまま取り過ぎたけどね。
でも、「わが町しんゆり」の芝居に取り組むうちに、999に来て欲しいという思いはさらにつのってきた。芝居のお陰で、この町への愛着が一段と強くなってきたからだろう。
出来ることなら、近い将来、999に来て欲しい。子供達に夢と希望と冒険のロマンを、大人達には愛と人生の素晴らしさをもう一度確かめて貰うためにも。
その時は、999のミュージカル版を作って、市民劇団のみんなと一緒にやってみたい。内容は、もちろん、三部作のあのお話だっ。
よぉし! こうなったら、「銀河鉄道999をしんゆりに呼ぼう・勝手連」でも作りますか。
なんて、ついその気になってしまう、いつもの悪いくせ。
ごめんなさい。
追記 多摩川の府中河原へクルマで花見に。でも、まだ、五分咲き程度。都心はほぼ満開だけどね。このあたりは、都心より気温が低いんだ。土手に座り、kさんに頂いた鳥の手羽煮をサカナにビールを、あ、もちろん、ノンアルコールですよ。いやぁ、うまかった。感謝!
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伍三郎様。
次々とワクワクするような事を考えなさる。
999が新百合に来たら、私を始め目を輝かせるオヤジがいっぱいでしょう。私も一緒に祈ろう。
わが町試演会では編集長と共に、伍三郎を一番間近で拝見させていただきました。ありがとうございました。
2013/3/23(土) 午前 0:38 [ ワレン伊藤 ]