星子&宙太yyy

ファンの集う癒しの小部屋です。

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 ――ほーりゅう?……。
 なんとも、めずらしい名前じゃないの。
 一瞬、リスのような目をパチクリさせた星子に、
「あたしの苗字。宝の龍って書くの。名前は紫織……」
 そういいながら、ほーりゅう、星子を見据えた。まるで、水晶のような透明で深い瞳だ。じっと見つめられると、吸い込まれそうになる。
 その瞳に負けまいと、星子、ほーりゅうを睨みつけた。
「わたしは流星子、流星の子って書くんだ」
 ほーりゅうの目に、冷ややかな笑みが浮かんだ。
「なにが、おかしいわけ?」
「流れ星のように消えていく、あなたの恋も……」
「なんですって!」
「あたしには、見えるのよ、あなたの運命が。むくわれない恋に苦しむ、あなたの姿が……」
「ちょっとォ!」
「ふざけやがって、こいつ! よくも、星子ちゃんを!……ブッコロス!」
 春之助、男言葉でいきり立つと、ほーりゅうに飛びかかった。
 そのとたん、ほーりゅうの手がサッと突き出された。
「わっ」
一瞬、春之助の体はドーンと突き飛ばされたようにひっくり返った。脳震盪でも起こしたのか、春之助、起き上がれない。
「!……」
 なんてこと。ほーりゅうには、とんでもない超能力があるんだ。
 茫然とすくんだ星子に、ほーりゅう、いった。
「とにかく、宙太さんのあとは追わないこと。さもないと、大怪我をするわよ」
「ちょ、ちょっと! あなた、宙太さんのこと……」
 星子、気持ちを落ち着かせようと、大きく息を吸った。
「宙太さんを、知ってるわけ?」
「ええ、もちろん」
 ほーりゅう、静かに答えた。
「宙太さんはね、あたしのために北海道へ向かったのよ」
「えっ、あなたのために?……」
「そうよ、あたしの命を救うために……命を賭けて、悪魔のロザリオを……」
「悪魔の……ロザリオ?……」
 星子、唖然となった。
「なんのこと? くわしく話してよ!」
「関係ないわ、あなたには……」
「そうはいわせないわ! あなた、今、宙太さんが命を賭けているっていったでしょ! 宙太さんは、わたしにとって大事な人よ。宙太さんにもしものことがあったら、わたし、ただじゃおかないから! ちょっと、聞いているの!」
 星子、それこそ、噛みつかんばかりに詰め寄った。
 その瞬間、だった。
 ほーりゅう、急にうめき声をあげると、胸を押さえてうずくまった。
「!……」


(つづく)





追伸  ほーりゅうファンの皆様へ。イメージを壊してごめんなさい。「ゆう」さんからお許しが出たので、僕なりに話を進めていくつもりです。よろしく!
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