星子&宙太yyy

ファンの集う癒しの小部屋です。

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……ほんと、いいオトコ……。
 星子、あらためて、実感。今までたくさんのいいオトコに会ったけど、この人、もうワンランク上かも……ま、ほんとはわからないけど、何事も鮮度がいいほうがお得ってこともあるしね。
とにかく、うっとり見とれていると、金髪美形さん、いつの間にか星子の前に……と思うと、星子の肩を掴み、引き寄せて、ぐっと顔を……。
わわっ、キスされる!
……一瞬、そう思った。
でも、カレ、そのままの状態で、星子の耳もとに、
「近いうちに、ステキな恋にめぐり会えるよ」
 そう、ささやいた。
「えっ」
 いきなり、いわれてびっくりだ。それも、甘いけど、説得力のある声でね。
「ど、どうして、そんなことが?……」
 もつれる声で聞いた星子に、
「猫ちゃんのおつげさ」
「ネコチャン?」
すかさず、星子の前に突きつけられたのは、携帯電話ほどの大きさの招き猫だった。ミニバンのフロントガラスに飾られているピンクの招き猫の小型版といったところだ。
「失礼」
 金髪美形、星子から離れると、
「自己紹介がまだだったね。僕は、恋占い師のシュガー・猫田。あ、シュガーって呼んでくれ」
 軽くウインクしながら、「よろしく」と、招き猫にちょこんと挨拶させた。
かわいい!
星子、シュガーの人なつこい仕草に、ほんわか、あったかい気持ちになった。シュガーさんって、名前も顔もハートも甘いんだ。
「で、キミの名前は?」
「あ、流星子です」
「星子さんか。いい名前だ。ステキな恋にめぐりあうこと、疑いなし。この猫ちゃんをあげるから、お守り代わりに可愛がるんだね」
 シュガー、招き猫を星子に手渡した。
「ありがとう」
 星子、思わず招き猫にほほずりした。
 この猫ちゃんがステキな恋を招いてくれるんだ。役立たずのタダメシ食いのゴンベエに爪の垢でも……飲ませて……。
 ん? どうして、急に眠くなってきたんだろう。
 シュガーの顔がぼやけて、そのうち、幕がかかったようになって……星子、もやの中にスーッと吸い込まれていった。
 どれくらいたったか、
「ハニィ……星子さん、しっかりしろ! ハニィったら!」
 と、遠くから呼ぶ声が聞こえ、次第に大きくなって、星子、やっとのことで。、目を開けた
 ん! 目の前に、宙太の顔が……心配そうに、覗きこんでいた。


                      (つづく)



追記  今夜は、地震があったり、激しい雷雨になったり、もう、メチャメチャなお天気でしたね。ま、星子にはこういうお天気の方がお似合いかも。なんせ、波乱万丈の恋人生ですから。今回の番外編でも、とんでもないことになりそうで……あと、一回だけお付き合い下さい。
 ところで、長崎恋歌編の第十二回と第十三回の間が、少し抜けているとのご指摘をCさんから頂きました。確かに、その通りですね。この前も気がついて、修復したつもりでしたが、直っていなかったようです。あとで、修復しておきます。ご指摘有難うございました。
 

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