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ワタクシ、じつは、この歳で大学生でして、といっても、放送大学ですが、ニチゲイもワセダも中退でしたので、せめて、冥土へ大卒の証書を持っていこうと、八年前に放送大学へ編入、心理学を勉強し、出来れば将来、心理療養士の資格をと、ま、志はよかったんですが、じきに、またもや、宙太病、おっと、中退病を再発、というのも、試験でなかなか合格点が取れず、とくに、暗記と英語がね。いやぁ、まいりました。で、またもや、学業半ばで挫折しかけたのですが、放送大学という所は、寛大でして、休学を認めてくれるし、その間の月謝も一切取らないんです。で、ここ3年ほど休学、今年の春からやっと復帰させて貰った次第。しかし、どうせなら、単なる心理学ではなく、芸術心理学のほうを勉強したほうが、まだ少しは経験も生かせるし、興味も沸くのではないか、と、今年はそちら方面の専門科目を勉強中なわけです。
で、その専門科目の中に、面白い、というか、じつにユニークな授業がありましてね。それは、「日本文学における住まい」という名前で、放送大学助教授の島内裕子先生がお書きになった教科書をベースに木曜の夜ラジオで放送授業があるんです。
それにしても、住まいのことから、日本文学を歴史的に分析し解明していくという切り口は、じつに、面白い。皆さんよくご存じの「方丈記」や「徒然草」からはじまり、近代、現代まで、日本人独特の「わび」「さび」に代表される人生観が住まいや庭を媒介にして語られているのです。
その中でも、「源氏物語」はとくに興味がありましたね。夕顔の質素な住まいとか、廃園に住む末摘花とか、二万坪に及ぶ光源氏の六条院の大邸宅に、紫の上の住む「春の町」、花散里の暮らす「夏の町」、秋好中宮の住む「秋の町」、明石の君が暮らす「冬の町」という四区画に分かれた住まいを建てて、通ったとか、ま、金と地位があればこそですが。
あやかりたい!
でも、体力と××がない! トホホッ。
ところで、ま、わが星子シリーズを日本文学というのは、かなり、おこがましいですが、星子や宙太、それに、他のレギュラーたちはどんな住まいで暮らしているんだろう。そこのあたりは、ワタシ、じつに、あいまい。もっと、きちんと書かねば、レギュラーの生活感や人生観がわからないではないか。
たとえば、リツ子さんなんか、とてつもないリッチでハイソな暮らしぶりだとか。さらに、次回の作品で登場する番長クン、さて、どんなランクの人物なのか。
「ん? ダイヤ? 世界一どでかいダイヤ? いいとも、買ってやるぜ! ベルサイユ宮殿よりもどでかい家に住みたい? いいとも、楽勝だぜ。お前の喜ぶ顔が見れるなら、オレ様には、不可能の文字はナイ!」
なんて、ほざいているらしいけど。
なにもんじゃ、いったい。
ま、とにかく、それはともかく、住まいは大事ですよね。
は? なんか、妙な結論になりました。
やれやれ、です。
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