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お早うございます。気温は少し高いっていうけど、風は相変わらず冷たい朝です。早くも雨がぱらついています。そんな朝っぱらからなんですけど、やっぱり、メロドラマっていいな、と思ったわけで。
そのきっかけは、昨夜、NHKBSで観た旧作映画「愛染かつら」なんですけどね。「愛染かつら」といってもご存じない方がほとんどでしょうね。なんせ、作られたのが、昭和13年、14年。西暦でいえば1938年と1939年だそうで。
すでに中国での戦争が次第に激しくなり、さらに大きな戦争が避けられない重苦しい雰囲気が漂い始めた時代に作られた映画なんですよね。
子持ちの看護婦、今でいう看護師と大病院の御曹司である若手医師との大恋愛でして。二人の愛を誓う霊木「愛染かつら」が象徴的に扱われています。なんといっても、主題歌がいい。当時、大ヒットしたっていうけど、戦後、僕が小学生の頃、焼跡に建てられたバラック建ての映画館で観た時も、おふくろ達、涙を流しながら歌っていた。
その主題歌が、有名なすれ違いの名場面、彼が乗る予定の夜行列車にタクシーで急ぐ彼女、でも、結局、一足違いで会えなかった、というシーンに流れるんです。
この手法は、戦後を代表するメロドラマ「君の名は」でも使われていますよね。空襲で九死に一生を得た若い二人が、戦後の苛酷な時代、すれ違いを繰り返しながらも愛を貫こうとする。先日、放映された時に観たけど、胸が熱くなりました。
なんだかんだいっても、やっぱり、メロドラマはいい。ドラマの王道なんじゃないでしょうか。
――すれ違いの恋……身分違いの恋……耐え忍ぶ恋……戦火に引き裂かれる恋……。
――恋を弄ぶ者……恋に命を捧げる者……恋を裏切る者……。
様々な恋模様。
戦火の銀河を舞台にした壮大なメロドラマが、イメージとして浮かんできます。
銀河にも「愛染かつら」のような愛を誓う霊木があるのだろうか。
ね、どう思う、星子さん、宙太くん。
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