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……花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ……
有名な詩を思い出させるような、凄い嵐の一日でしたね。大丈夫でしたか。我が家のすぐ近くには高圧線の鉄塔があって、ごうごうと不気味な唸り声をあげ、雨戸はガタガタと今にも外れそうな音を立てるし、身のちじむ思いでした。
それにしても、嵐に吹かれ桜吹雪となって散っていく人生とはね。そんなふうにロマンチックに死んでいければいいけど、現実には、とてもとても……。
ま、そんな話は後にして、満開の桜の下で、星子や宙太ファミリーとパァーッと陽気に楽しく花見の宴といきますか。
ん、新婚間もない春之介くんがカレにピタリとくっついてワインを飲んでいる。まさか、あの男と結婚するとはね。
はて、誰かな、春之介の結婚相手は。え? 歳の差婚? そうなると……。
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