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よっ、ハニーちゃん、おまっとうさーん! あたたかいホカホカのミルク、あ、ウイスキーをちょこっと、お砂糖もちょこっとね、さ、飲んでごらん、可愛いお口をアーンと開けて。
ダメダメ、それじゃこぼれちゃうよ。よしよし、ボクチャンが飲ませてあげるから。もちろん、口移しで、なんちゃって。ホットなキスは、おあとのお楽しみ。なんてね。
うふふっ、スプーンで飲む君の顔、もう、サイコーに可愛いよ。
どう、体の中があったかくなってきたかい。そう、よかった。
さ、涙を拭いて。もう、泣かなくてもいいから。僕がきてあげたんだから、大丈夫、安心していいから。
でも、どうして涙なんか、流したわけ? おっと、ゴメン、わけは聞かないよ。どうしようもなく、泣きたい時ってあるしね。そんな時は、いつでも僕を呼んでおくれよ。すぐきてあげるからさ。
なんだろ、まだ、寂しそうな顔しているね。今夜も、よく眠れそうもないって?
そうか、じゃ、僕が添い寝をしてあげるから。ううん、大丈夫、なにもしないよ、そっと、君の背中を抱いてあげるだけ。
さぁ、ベッドに横になってごらん。そう、それでいい。あ、パジャマは着たままでいいよ。暑くなったら、僕が脱がせてあげるから。
じゃ、僕もそっとベッドに入って、と、こうして君の隣りに寝てさ、そっと君の背中に体をくっつけて、腕を君の首に回す。
あったかいな。それに、君の髪の匂い、すごく、いい。
え? 僕の息がくすぐったい?
よぉし、もっと、やってやろ。
フーッ。
君の耳元に、フーッ。
え? だんだん、気持ちが良くなってきた?
ヤバっ。はい、ここまで。
イジワルって? あはっ、ごめん。今夜は、添い寝だけ。
さぁ、目を閉じて。ずっと、こうして抱いていてあげるから。
子守唄、歌ってあげようか。
ラブミーテンダー。優しく愛して。
原曲は、アメリカの南北戦争の時に、北軍の兵士が恋人や奥さんを忍んで歌ったんだって。
――ラブミー テンダー ラブミー ツルー……
僕も、君を優しく愛してあげる。いつも、そばにいて、ずっと愛してあげる。どこにも、いかないから。ずっと守ってあげるから。
さぁ、安心してお休み。
おやすみ、僕の愛しい人。
――おやすみ……。
追記 息抜きに、添い寝びとシり−ズをはじめてみました。次回は、誰が添い寝をしてくれるやら。でも、ほんとは、僕が添い寝をして欲しいです。え? 春ちゃんでいいかって? ヒ、ヒェーッ。
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