|
女性で激しい嫉妬の代表といえば、やはり、「源氏物語」に登場する六条の宮でしょうかね。光源氏の父親の愛人だったのに、光源氏を激しく愛した挙句、光源氏には次第に疎まれ、その腹いせに正室・葵上に激しく嫉妬し憎み、その挙句、生霊となって葵上を呪い殺す。 |
新星子一人旅「長崎恋旅は魔女特急
[ リスト | 詳細 ]
|
んもぅ、誰なのよ。 |
|
でも、たしかに、Tさんのいう通りパラレルワールド、やったよね。そして、星子シリーズは再スタートした。その延長線上に星子ブログ編がある。初心に帰ったってわけだ。
やっぱり、そこのところは当面、大事にしていこう。でも、星子と右京のラブ関係はそのうち必ず触れることになる、と思う。そして、コバルトシリーズ延長線はそのうちきっと書こう。宙美や星丸にもすごく会いたいしね。
今夜は、結構寒い。少々風邪気味かな。お互い、風邪とオトコには気をつけよう! ナンノコッチャ。
|
|
NHKBS2「ぜんぶ見せます999」も、今夜で三日目ですね。今夜はビデオ撮りにしました。三日目で疲れたこともあるけど、NHK総合で戦時中のヨシモト慰問団「わらかし隊」の放送があり、ぜひ、見たかったからです。毎年、この時期になると、NHKで戦争特集を放送しますよね。どの作品も戦争の悲惨さ、無謀さ、残虐さ、そして、底知れない哀しさを訴える貴重な作品ばかりです。
敗戦の年、小学校二年生だった僕は、東京の蒲田で何度も空襲にあったり、親兄弟と離れて福岡県久留米市近くの親戚に一人ぽっちで預けられたり、それなりにつらい思いをしてきました。戦後の食糧難の時代、よくもまぁ、飢え死にしないですんだものだ、と。それに、長崎の叔父の奥さんと子供四人、つまり、僕のいとこ達ですが、あの原爆で一瞬のうちに殺されてしまったなどなど、いろいろあって、つい、NHKの戦争報道番組を観てしまうわけです。
今も世界では戦火が絶えることなく、大勢の子どもたちが悲惨な目にあっている。999が少年の夢を運ぶ列車なら、地獄のような戦場へ向かい、一人でも多くの子供たちを救い、未来を目指す旅へ連れて行って欲しい。心からそう願うヤマウラです。
うん、戦場の999か。いいドラマが出来そうな気がするな。マツモト先生、今夜だけは僕の心の世界のレールに999を走らせてもいいですか。
|
|
――愛の契りナノダ――
「ウ、ヒ、ヒヒェーッ」
星子、この世の終わりのような悲鳴をあげた。
だって、宙太と抱き合った状態で、ベッドに横になっている。そばに、『星子』の姿はない。ということは、星子、狙い通りに『星子』と合体できたってわけだ。
やったね!
ホッとなったあとで、星子、ハッとなった。だって、宙太はほとんどギリシャ彫刻のアポロン像の状態、つまり、限りなく裸に近い姿。そして、星子はというと、同じギリシャ彫刻のビーナス像に近い姿。つまり、二人ともほぼフルヌード状態だ。
こういう状態だってことは、まさか、まっさか、ド、ドッキング状態なんじゃ!
ヒ、ヒ、ヒェーツ!
あらたまて悲鳴を上げながら、確認を……わわわっ……。
よ、よかった、無事でした。抱き合った状態のままでした。
え? ザンネンだって?
そうよね、わたしだって……もう、そろそろ……なんて、いわせるなっ、今はそれどころじゃないのっ。
とにかく、この状況から脱出しなければ。
星子、ベッドから起き上がろうとした。でも、宙太の腕はしっかりとからみついたままだ。
「宙太さん……ね、ちょっと……」
いくらもがいても、ダメだ。
「ね、お願い、離して! 離してったら!」
さらにもがこうとして、星子、ふと、手を止めた。
宙太の様子が、おかしい。そういえば、さっきから一言も口をきいていないし、星子を抱きしめたままで、それ以上のことはしない。まるで、そう、抱っこちゃん人形みたい。
どうしたんだろ、と、宙太の顔を覗き込むと、ん、なんかおかしい。
それでなくても、エッチっぽいタレメ顔が、さらにワンランクアップでれっとしている。目も焦点が定まらなくて、楽しい夢でも見ているように微笑んでいる。そう、以前テレビで見た夢遊病者のような恍惚とした表情だ。
「宙太さん、ね、どうしたの? 宙太さんったら?」
星子、宙太の頬をつまんで呼びかけた。でも、相変わらず宙太はでれっとした顔で、にたにた、へらへらと笑っている。
駄目だぁ、これは。きっと、『星子』にとりつかれて、催眠状態に入ってしまったに違いない。あとは、催眠状態から自然と目が覚めるのを待つだけだ。でも、目が覚めたら覚めたで、照れくさいというか、恥ずかしいというか、まともに宙太と顔を合わせたくない。
いられない、ここには。宙太が目覚める前に、早く帰ろう。
もし、あとで宙太から連絡があっても、「夢見てたんでしょ」って、とぼけるしかないよね。
星子、大急ぎで身支度すると、逃げるように飛び出した。
『星子』のほうは、なんとか、わたしの中に押し込めたようだし、もう二度と悩まされることもない。っていうか、そうなって欲しい。
わたし、清らかに美しく、本当の恋を求めて旅人生を送りたいんだから。
ハイ。
なんて、カッコつけちゃって。でも、ほんとに大丈夫かな。いんらん女『星子』、いつまた、わたしの体から抜け出て、男達にとりつくかもね。
それはそれで、面白いかもよ。
クスッと肩をすぼめた星子の目に、湾岸の美しい夜景がいっぱいに広がった。
(おわり)
追記 今回で一応エンドです。でも、いんらん大好きの誰かさんだし、いつまた、あらわれて大暴れするかもね。乞う、ご期待を! なんてね。もうじき、ワールドカップがはじまる。星子や宙太たちとしっかり応援します!
次回は、ミニスカデカか、銀河巡礼か、どちらかをやってみるつもりです。事情がありまして、時間がかかるかもしれません。ご容赦を!
いよいよ、熱い夏本番、くれぐれもご自愛下さい。
星子シリーズは、永遠に不滅です!
|



