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東京・表参道に初めて来たとき
観光客のひしめく安藤忠雄さんの表参道ヒルズより
TOD'Sビルのイキイキとしたたたずまいに惚れました。
それからしばらく通い詰めて、内外を見ました。
(前の彼氏の家が近いとか、依頼先が青山にあったせいもありますが)
いなかから上がったばかりの私がブランドのお店に通うなんて!
その後、TOD'Sビルが
在仙のとき馴染み深かった仙台メディアテークの設計を行っている
伊東豊雄さんの作品であることがわかりました。
伊東豊雄さんの建築ひとつひとつ
何がすごいとか、どんな工夫がされているということは
あらゆる本やサイトで語りつくされていると思うので
私だから経験できた
「メディアテーク」と「ひとびとのくらし」についてお話します。
メディアテークはその大きさにも関わらず
存在感が薄い。
といったら語弊があるでしょうか、街に馴染んでいました。
ガラスにケヤキがうつって、景色の一部のようになるのです。
伊東豊雄さんはこの反射の効果を想定していたのでしょうか。
入り口のガラスは大きく開き、違和感なく散歩ルートに同化します。
週末ともなるとファッションショーや音楽界が開かれ
幼児から老人まで、世代を超えた文化に触れられます。
おじいちゃん・おばあちゃんが若い人の経営するカフェでコーヒーを飲む!
子ども達が遊ぶ姿に微笑む!
散歩の途中で「図書館に寄ってこ」
だれもがそう思ってしまう存在なのです。
観光地ではなく、人々の暮らしに寄り添って、溶け込んだ存在になりうる。
そんな伊東豊雄さんの建築を、わたしはスキだなと思えます。
今、初台のオペラシティーで行われている展示会
伊東豊雄「新しいリアル」
まだいってない人はぜひ足を運んでみてください!
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