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私は、郵便局で時給制契約社員として働いています。 郵政は日本で一番多くの非正規労働者を雇用している企業だと思います。 その多くは1日4〜6時間、週3日〜5日出勤で、社会保険にも入れない人が多数です。
○同僚の貧困生活を紹介
8万円程度しか収入がなく、国民保険や年金はずっと未納のため保険証がないので病気になっても病院には行きません。 99円ショップで6枚入り99円の食パンと200円ぐらいで5個入りのインスタントラーメンを買って、朝に食パン1枚と昼も食パン1枚、飲み物は水道水。晩はインスタントラーメン1個」 等、本当に底辺の生活を強いられているのが実態です。
○深夜に働く非正規労働者の実態を告発
夜の9時・10時から翌朝までの深夜帯の非正規労働者は、完全に昼夜逆転の勤務を何年も続けていますが、それでも時間給は手当てを含めても1千円弱にしかならず、1ヶ月の収入は15〜6万円程度です。「この勤務とこの収入では結婚もできないし、将来に何の希望も持てない。休みの日にも外に出る気力がない」と言っています。
ほかにも、会社の経費節減のためとして、一方的に勤務日数を減らされ、Kくん自身も週5日出勤であったのを週4日に減らされて、10万円しかなかった給与が8万円に減ったそうです。Kくんは郵便局の労働組合に入って8年になります。
○組合への思い
組合に入って一番良かったと思うのは、同じ非正規で働く人と交流ができて、仲間ができたことです。それから自分が思っている不満が、自分だけではなくみんなが同じ思いでいることがわかったことです。また、みんなで声を出して運動すれば社会は変えられるということがわかったことです。 非正規の仲間からは「前の職場で心身ともに壊れそうなぐらい働かされ結局解雇された。その時は労働組合など知らなかったが、今は組合に入って生きがいができた。困ったときに相談するところができた」とか、「職場ではいろんなことがあるが、組合に入って、今はもう怖いものない。困ったときには何でも相談できるから」という声が上がっています。
またある人は「一人では不満があっても声も出せないしどうしようもないが、組合があるから声を取り上げて交渉してくれる。解決できるとは限らないが、自分たちの声を取り上げて交渉したり、機関紙にのせて広く知らせてくれるのが良いと思う。学習会に参加したりする中で、社会の仕組みや動きについて深く理解することができる。テレビだけでは表面的で本当のことがわからない」と言っています。
まともな生活ができないのは自己責任ではありません。「まじめに働けばまともな生活ができる賃金をよこせ」と会社と社会にもっと声を上げたいと思います。そしていろんな職場でこき使われている非正規の人たちに「労働組合に入って職場と社会を変えようと一緒に声を出そう」というメッセージを発信し続けたいと思っています。
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