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2月12日夜、マスコミでも「ネットカフェ難民がいる」と話題になっていた
東京・蒲田のネットカフェ前で利用者との対話をしました。
「仕事のことでアンケートしているんです。おねがいします」と声をかけると、
数人がアンケートにこたえてくれ、実際にネットカフェで寝泊りしているという青年もいました。
○買い物袋をもち、カフェに入ろうとしていた24歳男性
2年ぐらい寝泊りしている。きっかけはお金がなくて家の契約更新ができなくて。
仕事は、肉体労働で、夕方4時にでて、朝6時に帰ってくる。
ここでは、ミクシィや2ちゃんねるもやっている。現代のホームレスは、そういうもの。
シャワーは、駅の反対側に30分200円ところがあるし、ほかのマンガ喫茶にもある。
専門学生時代は、代々木公園に住んでいた。
新潟から出てきて、テレビ局に就職して、アパートを借りて生活してたが、
ずっと拘束されるし体がきつくてやめた。
次の仕事は給料が安くて契約更新ができなくなり、出ることになった。
親にはアパートに住んでるといってる。でも来年(今年か?)帰ろうと思ってる。
ネットで新潟で就職探している。
年金保険料は親が22歳までたてかえていたが、いまは払ってない。健康保険料も払ってない。
親はそれを知って、『アンタ病気とか怪我とかできないんだからね』といっていた。
何かあったら友達に保険証を借りようと思っている。
ぼくと同じような人が20代〜40代で30人くらいいる。
ずっとみてると、この人最近働いてないなとかもわかる
○リュックを背負った25歳男性
親と同居しているが月収10万円のバイト。
保険も6,7年持っていない。怪我したらたいへん熱でても病院にいけない。
一つのところに長くて1年。身体が小さいから、『もっとごついやつがいい』とクビにされることも。
将来のことはつらいので考えないようにしている。その日その日でせいいっぱい。
ここでは、けっこう寝泊りしている。
家に帰ると親から『ちゃんと働け』といわれてつらい
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マスコミでも最近とりあげられているということもあって、
インターネットカフェ前での対話を試みたけれども、
実際に深刻な実態を目のあたりにして、参加したメンバーは一様に驚きました。
なかでは、リクライニングの椅子で横になるだけなので、けっして安眠することもできません。
雇用のルールや、生活保護など、
青年の「人間らしい生活」を取り戻す抜本的施策が、
ほんとうにもとめられていると実感した対話でした。(K)
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