ここから本文です

書庫全体表示

私はかつて妙見菩薩と、関連の仏像、仏画、寺社、山、地名、海や川などを調べていました。
 
イメージ 1
 
先日、卒論で「妙見菩薩」を書く大学生が訪ねてこられました。
有名な妙見様関連神社のお膝元に住み、ご親戚もその神社に奉職しているそうです。
 
ご一緒に、妙見様に詳しい権禰宜さんも来られ、本やコピーなどの資料を用意して、説明させていただきました。
 
もうすでに担当教授の指導で、方向性を以て勉強していたようでした。
 
この時、特にお話ししたのが、「童子形妙見菩薩像」です。
 
学生さんですから、資料となる本などは図書館、古本屋さん、ネットなどで探したようですが、不十分だったようで、数冊お貸ししました。
 
誰でもお貸しするわけでなく、今回はよく知っている妙見様関連のお寺さんの紹介だったことと、一緒に来られた方が、天神社宮司・西澤師の知り合いだったからです。
 
良い卒論になることを祈っております。
 

童子形

かつて、童子形の言葉を知りませんでしたが、東京文化財研究所でのセミナーで津田徹英先生の「中世における中国道教神の受容をめぐって」をお話を聞きし、私もはっきりした方向性を見いだすことができました。
 
中国において、11世紀頃から道教神である玄武の亀と蛇が絡み合った姿が、徐々に擬人化して玄武神(真武)となりました。
 
中世に千葉氏など有力氏族や寺院などが直接中国と交易をし、文物が直に日本に伝わって来るなかで、妙見菩薩として信仰され、日本的な変容があったと説明がありました。日本においては中国と異なり童子の姿での像容であることが大きく異なるとのことでした。
 
      玄武  →  擬人化(玄武神・真武神)  →  童子形妙見菩薩(日本)
 
聖徳太子や妙見菩薩の童子形については、
 
日本の美術442「中世の童子形」著者:津田徹英  出版: 至文堂 が詳しい。
 
但し、もう絶版になってますが、古本が、Amazon、スーパー源氏、日本の古本屋などで、手に入ると思います。
 
 
    オープンレクチャー  「中世における中国道教神の受容をめぐって」  リンク
 
私は古文書が読めませんので、日本各地にどのくらい妙見様が祀られているかに絞ました。
 

今年のオープレクチャー

    今回も津田先生のレクチャーがあります。
 
 
 
第48回オープンレクチャー モノ/イメージとの対話 のお知らせ
日時:平成26年10月31日(金)・ 11月1日(土)14:00〜16:30 (午後1時30分〜午後4時30分)
場所:東京文化財研究所・地下セミナー室
申し込み等、詳細はこちらをご参照ください。  
 
   ※詳細は東文研のホームページをご覧下さい。
 
 

この記事に

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事