ある内科医の嘆息

30代内科医-うつろいゆく医療行政の狭間に漂う

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医者の給料は高いからさらに診療報酬を引き上げるとのこと…。

でも、この診療報酬の説明をするときに「医師の給与」という書き方を止めて欲しい。
診療報酬は、医療全般に関する値段だ。
そしてここから得られた収入は医師の給与だけでなく、看護師さんや、医療事務、給食のおばちゃんから掃除のおじちゃんまで、病院という職場に勤める人全ての給与の原資であり、また病院を改築したり、新しい機械を入れたり、患者さんへのアメニティを改善するための原資でもある。

医療現場では、労働基準法も守られない労働環境の中、所得もさらに減額されるようだ。
完全に医療従事者のモチベーションを断ち切るような施策だ。

いりもしない高速道路や、赤字間違いない北陸新幹線の建設など、公共事業への支出は何ら顧慮されることがないままに、医療への支出は減額されていく。それも医師の給与という名目で…。

やはり…医療を徹底的に崩壊させて、団塊の世代の平均寿命を縮め、早々に屠るための施策なんだろうな。それによって官僚が浪費した結果存続が難しくなっている年金制度を堅持する…。



<ここより引用>
診療報酬引き下げへ=来年度予算で財務省方針
10月31日3時0分配信 時事通信

 財務省は30日、2008年度の予算編成で、医師の給与などとして医療機関に支払う診療報酬を削減する方針を固めた。医療機関側は厳しい現場の実態を挙げて増額を求めているが、同省は「医師の給与は依然高く、業務の合理化余地はある」と判断した。薬価部分を含め3.16%となった前回並みの削減幅を念頭に、厚生労働省や与党と調整に入る。
 財務省によると、06年度の医療費は33兆円。このうち国・地方の公費負担は11.2兆円と、3分の1を占める。制度改正を行わなければ、高齢化に伴い医療費は毎年3〜4%増え続け、25年度には56兆円に膨らむ見込みだ。 
<ここまで引用>

閉じる コメント(2)

医療現場はお医者さん、看護士、患者それぞれに大変なのかもしれませんね。でも、患者の身として見れば、やはり身体に爆弾を抱えているのは辛い。欠かせない薬が高いのも辛い。やれやれ、です。

2007/11/1(木) 午後 8:22 yunke30

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コメント有り難うございます。
患者負担を増やしたのは国の施策です。
医療者は患者さんとともにあって、手を携え、病にたち向かうものであり続けたい、と願っています。

自分の技術で患者さんに感謝される、というのは医者(あるいは看護師)冥利に尽きることで、きっと経験した者でないと分からない快感なんです。

純粋にそうあることが可能な医療制度であって欲しい…心からそう思います。

2007/11/1(木) 午後 9:17 seita

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