ある内科医の嘆息

30代内科医-うつろいゆく医療行政の狭間に漂う

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腹立たしい電話

昨日ある医療機関を仕事で訪れたときに聞いた話…。

「○○大学のERのミズタニというものだが、WHOが新型インフルエンザの件で対応をフェーズ6に引き上げた。貴院の担当者と話がしたいので当直の医師に替わってくれ」

○○大学にはERなどない…テレビの見過ぎ。
だいたいERなんていいかたはしていない。
○○大学にミズタニという医者はいない。
フェーズ6など「まだ」(今現在)出ていない。

頭悪そうな連絡の取り方だ。
そしてこの時期に…悪質だ。

人が真剣に対応しているその最中に、マンションか何かの売りつけで連絡をとりたいのだろうが…。本当に腹の立つ電話だ。
注意喚起に今、ここに書き置く。

閉じる コメント(4)

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本当に、変な電話には困りますね。
季節の変わり目というか、木の芽時には「変な人」
が現れるものですね。
また、マンションのセールス電話も多いですね。
節税対策だとか、或は賃貸料で返済出来るとか
オイシイ事を言うが、あれは全て嘘ですね。
気をつけましょう。

2009/5/1(金) 午前 11:49 bug*nno*e

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「諸君、担当医は、院長命に背き患者の診察を放棄した。受け入れ態勢がないから医療は出来んと言って患者の診察を勝手に断りよった。これが病院か。病院は受け入れ態勢がなくても受け入れをしなければならないのだ。検査機器がない、やれタミフルがない、リレンザがないなどは診察を放棄する理由にならぬ。

(中略)

担当医には応召義務があるということを忘れちゃいかん。病院は公立である。市長が守って下さる・・・」

以下、訓示は一時間以上も続いたため、当直明け通常勤務後の残業の連続で、抵抗力の落ちている医師がウイルスに罹り、病気で抵抗力の落ちた入院患者および外来患者に伝染する事態となった。

…。
……。
………。

…このままじゃ、本当にこういう事態になってもおかしくないかも。

2009/5/6(水) 午前 1:58 [ KRTさん ]

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BUGINNOSEさん、コメントありがとうございました。
おいしい話には必ず何かの裏があると信じています。暇つぶしに、その手の方と話をしたことがありますが、得るものは何一つありませんでした。

2009/5/6(水) 午後 9:23 seita

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都筑てんがさん、コメントありがとうございました。
これはインパール作戦時の牟田口廉也中将の訓示をもじったものですね。
あれは愚策中の愚策でした。精神論で、戦争に対応としたこと、戦争ほど、合理性を追求しなければならない事象において、その合理性の追求が中途半端であったことが日本の無残な敗戦の根本的な原因であった、と私の座右の書である「失敗の本質」にも記されております。これについてはまったく同感です。

2009/5/6(水) 午後 9:28 seita

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