ある内科医の嘆息

30代内科医-うつろいゆく医療行政の狭間に漂う

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県境の病院で...

この週末もまた、県境の病院で当直をしている。
今のところ落ち着いている。

2年前にこの病院に来たとき、ここには三人の内科医がいた。
今年、内科医は一人減り、今は二人だ。下の一人が去り、上の二人が残った。

院長としばし話をした。
一昨年、会ったときよりもさらに疲労の色を濃くした院長は、もう1〜2年しか頑張れないだろう、とつぶやいていた。

県内では今年、3年目の医師が激減している。外科もどんどん減ってきている。
少し状況は改善してきつつあるかに見えたのだが、それは研修医レベルの話で、地域の先端までは至っていない。研修医が増えても、現場に回るまではまだ多くの時間を要する。

今日もまたありきたりな慰めの言葉と、一応は根拠ある楽観論を述べて、彼を励ました。
自分だって励まされたいのに、人を鼓舞し励ますのも我ながらきつい。
ただ今日の夜、眠れることを祈っている。

閉じる コメント(2)

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コメント有難うございます。
いえいえ...。
いろいろな方がいて、その多様性を許容することも必要であろう、と最近は感じています。
同時に壊れていく医療もまた許容されるべきかもしれない、とも感じています。

こんなことを言うのもなんですが、この業界に身をおいたことに少し後悔の念を感じつつあるこのごろです。

2009/6/27(土) 午後 11:07 seita

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3年目の医師の激減は、これは当県に特異的な事案です。なぜならこの学年、県内残った研修医が最も少ない学年だったんです。仕方ないんですけどね…。

いろいろと懊悩されているようですね…。私はそんな時、こう思います。「人間だもの」。人間だから、生きているから、悩みもするし、結論の出ないことでジタバタするんだと思います。相田みつを氏の書画は奥深いと、やはり思います。

2009/6/29(月) 午後 5:19 seita


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