ある内科医の嘆息

30代内科医-うつろいゆく医療行政の狭間に漂う

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国家の目的

昨今の医療を巡る政策・診療報酬の変更は医療者にとって相当に厳しいものです。この厳しさが本当に目指すもの、それは恐らく医療の崩壊・衰退なんだと思っています。

来年から始まる団塊の世代の退職。彼らの世代の平均寿命が5年でも短くなってくれれば年金問題もかなり解決されるのではないでしょうか。それには医療を質・量共に大きく衰退させるしかない!しかもその責任を医療サイドに押しつけられれば、もう大成功。そのための粗造弁護士の大量生産もあるわけです。

政府は今後10年、とにかく医療を叩き続けると予想します。その目的は、「団塊の世代の平均寿命を短くすること」そして「その責任を医療サイドに押しつけること」これにつきます。一応、批判の目をそらすために大々的にメタボリックシンドローム対策を打ち出していますが、それは表層だけを見ているにすぎません。
団塊の世代の人々の平均寿命を短縮させること、それにより国民皆保険制度や年金制度は堅持されるでしょう。団塊の世代の寿命が短くなったことを見定めてようやく医療再生の動きが始まる、と考えます。
それは恐らく15〜20年後。
いったいどれだけの人が影響を受けるのでしょうか…。

でもその代償に著しい少子化と地方医療の完膚無きまでの崩壊を来すでしょう…。人口統計に関する厚労省の推計は近年一度もあたったこともなく、もっとも厳しい推計をさらに上回る速度で高齢化が進んでいるのです。

こんな考え方、少しひねくれていすぎるでしょうか?ご意見を賜りたく思います。

閉じる コメント(8)

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seitaさんの予想は大部分当たっているような気がします。団塊の世代に限らず、平均寿命を下げさせることが命題になると予想します。予防医療は死亡原因を変えるだけで、医療費は増大させるだけだとその内気づくと思います。何が正しいのかは分かりませんが、間違いなく医療の崩壊は来ます。

2006/11/25(土) 午後 6:11 瑞山

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口では巧い事を言いますが腹黒いことを考えていますよね。介護保険にしても私の周辺では認定されても受け皿が無くて自宅待機が増えていますし、税金は取り易い所から取ることに終始していますし・・・ 大体特別予算が多すぎます!国民が疲弊して少子化が進んでいるにもかかわらず湯水のように使っている状態が目に見えていますし・・・ おまけに子供を育てる力と育つ力を便利さが奪っていますし。何事も理由がいくつか集まった時に結果が出ますよね。そうなったらもう遅いですね。 15年から20年後・・・割を食いそうです。

2006/11/25(土) 午後 11:24 [ jun ]

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瑞山さん、そうですね…。僕も何が正しいのかよく分からなくなって来つつあります。近視眼的に見れば医療政策は誤っているように思えますが…。ただ我々は生きている以上、好き嫌いに関係なく生き続けているわけで、目の前の難題にたち向かうのには是非もない、と言うところでしょうか。

2006/11/26(日) 午後 5:27 seita

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junさんも有り難うございます。カタストロフィックに時代が動きつつあるのを感じています。歴史上、一つの王朝が倒れたり、革命前夜とか、個人の思いとは別の次元で大きく歴史が転換していくのを人は目の当たりにするとき、どの様に感じるのでしょうか。今は平時ではありますが…、後世にはどの様に語られる時代になるのでしょうか。

2006/11/26(日) 午後 5:30 seita

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今の医療政策は、限度のある保険料をマイナスにならないように分配することが主眼ですよね。ですから、絶対に正しくないと思っています。ただ、保険が破綻することは許されないとすれば、それは正しかったと後世では、言われるのですよね。本当に分かりません。

2006/11/26(日) 午後 6:17 瑞山

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私は全体量が規定されている中で、それを享受する人間が増える以上質の低下は致し方ない、と考えてはいます。だが、質の低下が避けられないならば、国がその責任を負うべきであり、きちんと説明責任を果たすべきです。日本は貧しくなる、だから医療のレベルも下げる!!と。ですが実際は玉虫色の話をしながら、その裏で医療費を削り、レベル低下の責任を医療サイドに押し付けようとしているその態度が気に入らないのです。

2006/11/26(日) 午後 9:17 seita

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同感です。意見としては、このような医療・保険・年金などの福祉改悪法案は背景として「アメリカに食い尽くされる日本」などに詳しく書いてありますがユダヤ金融資本に日本の富を提供する一環なのです。転載させてください。

2007/6/14(木) 午前 7:46 松本哲

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MDSさん有り難うございます。そうですね、税金を払えなくなった団塊の世代は厚労省にとってはいわば不良債権なわけで、これをどう対処するか非常に重要な問題なのだと思います。
関岡英之氏の「奪われる日本」を読みましたが、本当に考えさせられました。現政権でいいのか、アメリカを信じていいのか、日本人とは?

2007/6/14(木) 午後 2:59 seita


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