清田監督のときどき日記

陸上競技に携わるコーチのブログです

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愛知の友人

久しぶりに愛知の友人に会いました。
 
陸上談義をするのは久しぶりだったので短い時間でしたが楽しいひとときを過ごすことができました。
 
長い陸上競技指導の中、失敗や成功を繰りかしてきましたが、
自分が大切だと感じていることを話しました。
愛知の友人はたいへん研究熱心なので耳を傾けていました。
 
「大切にしていること」
 
・ タイミングのよい言葉がけを心がける。
  気づいたらすぐに話すのではなくて今話すべきか話さないべきかを考えて
  言葉がけするようにする。アドバイスのタイミングを見極めることが重要である。
 

・答えから導く式はたくさんあるということを忘れない。
  100mを12秒0で走らせるための方法はたくさんあり、
 どれが正解ということはなく、結果として12秒0で走れせられたら
 すべてが正解かもしれないということ。
  いろいろな式から答えを出すことができる。
 

・欠点を直せばよい部分を失うこともある。
欠点があれば改善すべきだと思うが、どの改善方法をとるかが重要。
 やり方を間違うと欠点を直すことでよい部分も消えてしまうこともある。
 欠点には目をつぶらなければならないときもある。
 欠点を改善する場合はそのタイミングも重要。
 また、よいところを伸ばすことで欠点が修正されることもある。
 
 
・観察力は選手を生かす。
 選手からは常に目を離さずに観察する必要がある。
 どこかバランスが悪いようだとけがにつながることもあるし、
 選手のよさや改善点を再発見することにもつながる。
 できるかぎり選手と一緒にいる時間を持つことは重要なことである。
 
 
・最悪の状況を考えることからスタートする。
最高なことを考えるよりも最悪のことを考える方が
 いろいろなアイデアや作戦が浮かんでくる。
  また、しっかりした準備もできる。 
 
 
・選手を育てるマニュアルはいくつもある。
成功した選手を育てた例はたくさんある。
 正解はなく、指導者が選手を一番指導しやすい方法を見つけること。
 結果を出すための方法はいくつもあるので
 選手によっては指導者がやり方を変えることも必要かもしれない。
 
 
・選手の能力、個性を生かす。
選手の可能性は計り知れないものがある。
 大きく飛躍する選手はどこかに光る部分が必ずある。
 それを発見し、適切な指導を心がけることが大切である。
 
 
・いいことはいい。悪い部分は悪いとはっきり伝える。
 ほめて育てるとか、叱って育てるとか育て方はいろいろあるが
 「いいことはいい」「悪いところは悪い」とはっきり伝えることが
 選手との信頼関係を作ると考える。
 おだてるのは一時的な効果があるが長続きはしない。
 叱るのも一時的には効力があるが長続きはしない。
 長期にわたり効果があるのは良い点、悪い点をはっきり伝えることだと思う。
 そこから選手は考えるはずである。
 

・常に創意工夫を心がける。
 今の指導方法に満足することなく、常に指導に改善を加えることが大切である。
 自分の恩師が秒の殺し屋と言われていたことがあった。
 それはさっき言ったことを一瞬のひらめきでまったく逆のことを言ったことがあったからである。
 正しいと思っていたことでも、間違っている場合もあるし、
 指導法は常に満足することなく、改良を加えていくことが大切である。
 指導法に王道はないから。
 指導者自身がどんどん成長していくことがいい選手を育てることにつながる。
 
 
・チーム内の温度差をなくすことを心がける。
 チームの中にはトップ選手もいれば、そうでない選手もいる。
 個人個人の目的や目標は違っても、チーム内で
 陸上競技に取り組む心意気は同じでなければならないと思う。
 「速くなりたい」「遠くに跳びたい」「遠くに投げたい」「高く跳びたい」
 という思いは誰もが同じはず。
 チーム内の温度差をなくすことがチーム力を高め、個々の能力を開花させることにつながる。
 
 
 
 
こんな話をいっしょにしました。
本当に久しぶりに陸上競技の話をたくさんしました。
友人と会ったことで活力をもらったような気がします。
 
 

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