水無瀬に行こう♪

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そもそも、この句集を買ったのは『女性俳句の世界』6巻で岩淵作品にひかれたからでした。

ほんとに良い入門書で助かります。全6巻推薦図書に入れてしまおう。

今回はふらんす堂の『岩淵喜代子句集』を読みました。

肩に力の入らないとても素敵な句がたくさんありました。

もう好きな句がたくさんあります。

☆神輿来る声に押されて柿を買う

この句は読みながら笑ってしまいました。

「わっしょい」って声が聞こえてきます。

その柿はお供えなのでしょうか。いいえたぶん食べたかってのだとは思います。

☆剪口のみどりうすうす桃の花

花を活けているときの句ですが、かわいらしい桃の花に目が行くのではなくて

その目線は枝の剪口をみつめています。「みどりうすうす」というのが

枝の命をとらえていてわたしは好きです。

枝を切るとき、少しせつない思いがあるのでしょうか。少なくともわたしにはあります。

命を頂いて生かすのですから。

☆七月や絵具こぼるる樹下の椅子

夏休みの風景を思い出します。

でも八月やではこの句はだめでしょうね。

「絵具こぼるる樹下の椅子」にはとても陽射しが強くて明るいイメージがありますもの。

☆花びらとなる春愁の鴎たち

「鴎がいるね〜」で終わってしまうひともいるでしょう。

でもこんなにその風景が美しい詩になっています。

花びらという比喩は使い方によっては最悪ですがこれは美しい詩になっています。

季語「春愁」の力でしょう。

☆稲束ねてゐて紙よりもやさしき音

この句の「紙よりもやさしき音」には〜っとしました。

稲を束ねるやさしい音がきこえてきました。

自然の音は確かにやさしいのですがこの音はかなり意識しなければ聴こえない気がします。

☆かなしみは生の重心龍の玉

季語がものすごくはまっています。これは龍の玉じゃなかったらダメでしょうね。

「かなしみは生の重心」って思っても詠めません。

なんだかひとつ間違えばダメな句になりそうなのに・・

季語の力を生かして良い句にしてしまうところが岩淵作品にはあるような気がします。


(つづく)

閉じる コメント(2)

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女性らしさ、みずみずしさという印象を強くうけました。続きが楽しみです!♪

2008/9/2(火) 午前 8:27 [ アズライト ] 返信する

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確かに女性らしい句ですね。いい意味で。
なんだか句集で読みたくなりましたが書けるだけは書きますね。

2008/9/2(火) 午後 11:11 seiya☆ 返信する

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