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今年は、金曜日が休みです。先週の金曜日と今日、東京地裁に行ってきました。いや、別に訴えられたわけじゃないです。
数年前に裁判傍聴にハマったのですが、最近は行かなくなっていました。しかし先週、急に押尾学の保護責任者遺棄致死の裁判を傍聴したくなり、東京地裁に行きましたが高倍率(約25倍)の傍聴券争いにあえなく敗れました。
霞ヶ関まで行ってすぐに帰るのもシャクなので、殺人の裁判員裁判を1つ傍聴してみました。「殺人」って聞くと何だか自分とは世界の違う人のようなイメージです。確かに、今まで傍聴した数少ない殺人の裁判ではそういう被告もいたのですが、今回は違いました。60歳すぎの被告が、数年の間介護していた90歳すぎの痴呆の進んだ母親を絞殺し、自首したという事件です。高齢化の進む現代社会の縮図のような裁判でした。他人事ではありません。私の両親は健在ですが、将来何年もの間介護をし、さらに痴呆が進んだら・・・「絶対に最後まで面倒を見る」と言い切る自信は残念ながらないですね。今の世の中、いろいろと改善すべき部分はあるけれど、その中でも「介護」というのはかなり重要度が高い気がします。子ども手当てがどうだとか、高速道路がどうだとか、そういうのよりは大切だと思いますよ。
さて、そして今日。今日は押尾学被告の裁判員裁判5日目。9時までに並んだ人を対象に抽選が行われます。懲りずに並んだ私。正確な人数はわかりませんでしたが、前回並んだ初公判のときと大差はないのではないでしょうか(推測)。
9時すぎ、大学の合格発表みたいに掲示板に当選番号が掲示されます。ドキドキしながら自分の番号1441を頭の中で復唱しながら掲示板の前へ。
あ、あったぁ〜!
ありました! もうびっくり。法廷には報道関係者の席は確保されていたんだけど、報道関係者(およびバイト)も並ぶんですよね。純粋に個人で並んで傍聴席をゲットするのは大変だと思います。すごい運。ほんとうれしかったです。
ということで、張り切って傍聴。ちなみに、阿蘇山大噴火氏もすぐ近くで傍聴していました。ひげと長髪とスカートは健在でした。詳細はインターネットのニュースを見ればわかるので省略しますが、医療関係者が2人、被害者の両親、押尾被告の取り調べを行った検察官の合計5人が証人として出廷していましたね。
医療関係者の証言は、少し難しかったですね。肺水腫とか心不全とかがキーワードでした。「押尾被告が救急車を呼んでいれば、被害者は助かる可能性は高かった」という流れになっていましたね。弁護側は「急死したから呼んでもしょうがなかった、人工呼吸と心臓マッサージはした」という感じの主張ですが、たとえ助からなかったとしても救急車を呼ぶのが常識でしょう。押尾被告は、自らの保身が優先されている時点でアウト。よく無罪なんて主張できますな。
両親の証言は、なんだかね、私はああいうの好きじゃないです。被害者の幼少時のお話なんて、事件に関係ないような気がするのは私だけかもしれませんが。あんな話を聞かされたら、裁判員は「かわいそう」って思うに決まっているじゃないですか。まぁ当然それが狙いなんだろうけど。
最後は被告を取り調べた検察官。押尾被告側は、取り調べ段階での供述は誘導されたものだとか、そういうことを主張しているようです。個人的には、クスリをやって、(保護責任者遺棄致死罪が成立するかどうかは別にして)人を見殺しにしているようなヤツは厳しく取り調べを受けて当然だと思いますね。そのくらい我慢して受け入れろって思います。
もう押尾裁判は見ないと思いますが、また機会があれば有名人裁判に並んでみようと思います。
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