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以前、朝日新聞の生活面に、「母親のいじめ特集」というのがありました。それに対して、本日の記事。
人生のレッスン
「私は、いじめと思わないようにしています」。群馬県に住む自営業の女性(44)は、こう語る。
母親になって初めは、「ママ友」とのつき合いにとまどった。はっきり意見を言うためか、新しい母親グループに入ると「あの人はうるさい」と言われ孤立することもある。
長男には障害がある。通っている保育園で、障害があると知って女性から離れていく母親もいた。
「どうしていいかわからず、苦しんだ時期もあった。周りの人を思い切り悪者にして、親しい友達にくちを言いました」
効果があったのは、相手と向き合うことだった。保育園で女性を避ける母親から逃げずに、自分からあいさつする。悩みを一人で抱え込まず、保育士に長男のことをよく話して理解してもらっている。味方になってくれる人も現れた。
今では信頼してつき合える人、表面的なつき合いでいい人を見極められるようになり、安定した暮らしをしているという。
「人間関係のトラブルにきりきりせず、スキルを磨くためのちょっとしたレッスンぐらいに考えたほうが、自分にも子どもにとってもいいように思います」
私の傾倒している三浦綾子氏も、その著書『愛の鬼才』で次のようなセリフを書いています。
辛い目に会わせてくれる人が、私たちを人間にしてくれるものなのですよ。いい人だけが、私たちを育ててくれるものではないのですよ。
自分にとって都合の悪い人と付き合うことにより、人間は成長するのだと思います。そういう人たちの中でもまれることにより、どんな状況でもやっていけるような強さを身に付けることができるのかもしれません。仲の良い友達とうまくいかなくなっただけで、まるで人生が終わったかのような生徒を見て、そんなふうに思いました。
私も、そんなふうに思えたらいいなと思います。私はまだまだですが。
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