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平成22年9月6日(月)午後7時から、西予市庁舎第一別館3F大ホールで、宇和地区人権・同和指導者研修会がありました。
研修会では、宇和町内で年間66件1478名が「草の根運動」の学習会を実施しており、今後の進め方について説明がありました。その後、社会教育指導員の宇都宮和義先生が、ビデオ映写を通して人権問題についての意識付けと、同和問題の現状と課題について講義をされました。
横手宇和公民館長は、研修ポイントを、①人権感覚のアンテナを張っておくこと、②被害者攻撃、つまり、差別された人に対して責めること(セクハラされたら、その被害者の服装が悪いとか仕草がいけない、など攻撃すること)をしてはいけない、とまとめられました。
しかし、もう一つ、差別される人の立場に立ってものごとを考えることの大切さ、ということを付け足したい。日頃の生活の中での意識や普段の言葉の問題ですが、相手をひとりでに責めたり傷つけたりということがあります。それは、人への思いやりに欠けているからです。それではいけない、ということも学ばせていただきました。
最後に、宇都宮和義先生が紹介された、人権運動に力を尽くした江口いとさんの詩を紹介します。
*人の値打ち
何時かもんぺをはいて
バスに乗ったら
隣座席の人は私を
おばはんと呼んだ
戦時中よくはいたこの活動的なものを
どうやらこの人は年寄りの
着物と思っているらしい
よそ行きの着物に羽織を着て
汽車に乗ったら
人は私を奥さんと呼んだ
どうやら人の値うちは
着物で決まるらしい
講演がある
何々大学の先生と言えば
内容が悪くとも
人々は耳をすませて聴き
良かったと言う
どうやら人の値うちは
肩書きできまるらしい
名も無い人の講演には
人々はそわそわして帰りを急ぐ
どうやら人の値うちは
学歴できまるらしい
立派な家の娘さんが
部落にお嫁に来る
でも生まれた子どもはやっぱり
部落の子だと言われる
どうやら人の値うちは
生まれた所によって決まるらしい
人々はいつの日か
このあやまちに気付くであろうか
「荊を越えて」より
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