西予維新の会

「西予市を南予の中心に!」を理念とし、地域主権型道州制・再生可能エネルギーによるまちづくりに取り組みます。

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遺伝子組換え作物

 
コンピューター(パソコン)は、いまや必需品の筆頭に上げられる。電気のない生活が想像できないように、パソコンの無い生活も、もはや想像出来なくなりました。それは更に進化して、限りなく人間の頭脳に近づいてきます。
 
 パソコンは、ハード(本体)とソフト(プログラム)から成り立っています。勿論ソフトが無ければ、単なる機械の箱物に過ぎません。一般的には、マイクロソフト社が開発したプログラム(OS)が、本体に組み込まれています。
 
 プログラムというのは、アルファベット(英語)を用いて命令していきます。数式を使ったり、文字、記号を巧みに使って、自分が動かしたいように命令を文書化していきます。プログラマーとは、相当の想像力と応用力と忍耐力が必要です。
 
 今から10年ほど前になると思います。高知県にある講演を聴きに行きました。講演者は、当時京都大学教授の村上和夫教授でした。タイトルが確か「ヒトゲノムについて」であったと思います。
 
 人間もパソコンと同じ用に、肉体というハードとヒトゲノムというソフトから成り立っています。ゲノムとは遺伝子情報、或いはDNAといったほうが分かりやすいのか、要するに人間が動くためのプログラムです。
 
 人間は、約60兆個の細胞で構成されています。その60兆個の細胞には(大きさにして米粒大の60億分の1)、ブリタニカの辞書にして、千冊分の遺伝子情報が四つの塩基(文字)によって、全く同じにプログラム(書かれている)されているといわれました。
 
 今、世界中の科学者がコンピューター駆使して、ヒトゲノムの解読に躍起になっています。何処まで解読できたのか分かりませんが、いずれそう遠くないうちに遺伝子情報は解読され、場合によっては、人の遺伝子の組換えも行われるかもしれません。
 
 すでにトウモロコシ、ジャガイモ、大豆等々では遺伝子の組換えが行われています。そもそも遺伝子の組換えとは、何をどうしているのか御存知ですか。組換え食品は安全性の面でどうとかこうとか議論されていますが、失礼ながら大半の人は何のことかも分からず反対を唱えていると思います。
 
 例えば、ジャガイモの遺伝子組換えの例を挙げてみたいと思います。広大な畑にジャガイモを栽培する場合、最も厄介なのが雑草です。雑草は除草剤に頼らざるを得ません。しかし、除草剤で雑草は枯らしても、じゃがいもは枯らせません。
 
そこで土の中には、除草剤を分解する微生物がいて、その遺伝子をジャガイモに組換えれば、ジャガイモは除草剤を分解するため枯れません。雑草だけが枯れてジャガイモは枯れないことになります。
 
さて話は元に戻しますが、人の遺伝子情報は四つの塩基で書かれていると書きました。書かれているということは、人間が動くためのプログラマーがいることになります。誰が書いたのかです。勿論一人ひとり全ての情報が異なります。この膨大な作業を誰がしているのか。
 
村上教授はこう言われました。科学で世の中のことが分かればわかるほど、何か『神』の存在を否定できなくなった。教授は、それを『グレートサムシング』、『偉大なる何者』と呼ばれていました。
 
遺伝子組換え作物は、今までは家畜の餌とか、工業用として作られて来ましたが、いよいよ人間が直接食する作物の遺伝子組換えが始まったそうです。地球規模での食糧不足を想定して、ものすごい勢いで遺伝子組換え作物は増えています。
 
遺伝子組換え作物が何故いけないのか。はっきりした根拠は示されていません。ただ一つ想像できることは、もしかして『神』が書いたかもしれないプログラムを人間が勝って変更するということは、神への冒涜ということかもしれません。

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