政財界倶楽部(恩田将葉見聞録)

若者達がジャパニーズ・ドリームを夢みれる国を願い、「政治をもっと身近に!」というスローガンのもと、日本人に愛国心を喚起する。

小泉改革

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小泉首相と飯島秘書官の類稀なる二人三脚
2006年9月23日

 小泉政権が、長期政権を維持することができ、しかも高支持率を確保し続けた大きな要因の一つに、小泉純一郎首相と飯島勲秘書官の深い信頼関係に基づく二人三脚があった。

 小泉首相は、真面目で、実直で、意志が強く、ユーモアがあり、前向きで、明るい。そして、お高くとまったところがなく、我々国民に近い印象を非常に受ける、珍しいタイプの首相であった。見た目も華奢で、ここまで意志と精神力の強い人には見えない。ところが、その意志を貫く精神力は、歴代総理随一であった。それは、小泉首相の、子供のような純粋さからくるものであるように思う。その実直さは、永田町やマスコミ界では有名で、盆暮れの届け物も、分け隔てなく一切受け取らない。いかなる場面でも、いかなる理由でも、差別することもない。そういう徹底した姿勢は、政治家になって以来、一切の例外なく、崩したことがない。

 しかし、政治家とは、そんな綺麗事ばかりではやっていけない。時には強引に、時にはずる賢く、山積する問題を切り抜けていかなければならない。ところが、そこのところは、小泉首相の一番苦手とするところだ。よくマスコミからも攻撃されたが、小泉首相の言葉は単刀直入で端的だ。それが、説明不足などという批判に繋がった。だが、あれはパフォーマンスでも何でもなく、小泉という人の性質なのである。昔、加藤紘一氏にインタビューした際、雑談で聞いたことがある。彼曰く、「小泉さんは、昔からあの調子なんですよ。山崎さんと小泉さんと三人で酒を酌み交わしていても、議論を闘わせるのは、私と山崎さんばかり。小泉さんはというと、誘い込もうとしても、黙々と一人で盃を口に運び、端的に短い言葉を吐いて、後はニコニコしながら、熱く議論を闘わせてよ、と言って自分は美味しそうに再び酒を味わい続ける、なんて調子でした」ということだ。このような小泉さんの性質からくる言動は、時として国民にはわかり易く、人気を得る一つの要因となった。しかし、その反面、批判の的にもされた。

 このような小泉首相の実直さや性質は、必ずしも政治家としてはプラスとして働かない場合も多かった。そのような部分を上手く補佐していたのが、飯島勲秘書官である。一見、飯島秘書官という人は、本当に小泉さんの秘書官なのか、と思ってしまうほど、風貌も性質も小泉さんとは正反対のノリである。だが、この飯島秘書官という人も、非常に魅力的な人である。一度会ったら、心を鷲掴みにされてしまう。そんな不思議な力を持った男である。

 彼は小泉純一郎という人間に惚れ込んでいる。それだけは、誰の目にも確かである。この正反対の二人が、深い信頼関係に基づき二人三脚を組んだからこそ、あれだけの業績を小泉政権は残せたのだ。そのことを、疑う余地はない。表の顔の小泉さんと、裏の顔の飯島さん、これほどの名コンビは、日本の政治史にも類を見ない。名首相の陰には名秘書官あり、というところだ。故田中角栄と故早坂秘書、故竹下登と青木秘書(現自民党参議院議員)以上である、と言っても過言ではない。ただ、このように、秘書に恵まれた政治家は大成する、ということだけは間違いない事実だ。

 小泉首相の魅力もさることながら、飯島秘書官の魅力も素晴らしい。懐が深く、何とも親しみが持てる、しかし、強引なぐらいの強さも兼ね備えている。冷酷さと温かさを兼ね備え、相手の懐に飛び込み、相手を魅了する力は、天下一品である。洞察力、人心掌握力にも、非常に長けている。そして、それらの力を、私利私欲には絶対使わず、小泉純一郎のためにしか使わない、そこにこの男の凄さがある。義経と弁慶の関係を彷彿とさせる。

 ある意味、日本という国は、非常に運の強い国なのかもしれない。太平洋戦争であのような悲惨な目にあいながらも、戦後復興し、世界第二位の経済大国にまで僅か数十年で上り詰めた。そして、日本経済が瀕死の状態になったらば、小泉首相が登場し、旧態依然とした体制を打破し、大きな改革を為し、切り抜けた。その救世主小泉純一郎は、飯島勲という人間に惚れられ、補佐されることにより、倍の力を発揮し、日本の政治を大改革した。これは、もう、運命としか言いようがない。人というのは、一人の力に限りがある。しかし、深い信頼関係を結べる人間同士が巡り会えば、想像以上に力を発揮できるということを、この二人は我々国民に証明し、見せ付けてくれたようでさえある。

 さて、安倍晋三自民党新総裁には、飯島秘書官のような逸材が側にいるのであろうか? それによって、安倍政権の行方もある程度決まるのではないか。どんなリーダーでも、リーダーとは、孤独なものである。しかし、その孤独なリーダーにも、深い信頼関係を結べる補佐役がいるか否かで、全ては決まると言っても過言ではない。

 最後に、小泉首相と飯島秘書官以上の関係が、政治家と秘書の間で結ばれることは、なかなか難しいであろう。何故ならば、孤独なリーダーを補佐する女房役は、普通、やはり本当の女房になってしまうからだ。どんなに素晴らしい秘書が存在したとしても、女房以上にはなれない。それだけ、お互いの信頼関係の深さが少なくなる。ところが、小泉首相の場合は、早くに離婚したので独身であった。妻はいなかった。そのために、飯島秘書官は、小泉首相の本当の女房役に成れたのだ。二人の間に、信頼関係を揺るがす人間がいなかったということが、非常に大きなことであったことは間違いない。小泉首相は、飯島秘書官を100%信頼し、飯島秘書官も小泉首相を100%信頼できたのであろう。やはり、運命であったのかもしれない。そのような小泉さんが、首相に選ばれたことも、日本にとっては運命であった、いや幸運であったことは間違いない。

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