政財界倶楽部(恩田将葉見聞録)

若者達がジャパニーズ・ドリームを夢みれる国を願い、「政治をもっと身近に!」というスローガンのもと、日本人に愛国心を喚起する。

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日本人の領土問題へ対する意識の甘さ
2011年3月10日

 日本には、日本政府がいくら屁理屈を並べ立てようと、事実上いくつかの領土問題が存在する。その元を繙いてみると、日本人の領土問題へ対する意識の甘さが露呈する。

 100歩譲って、北方領土に関しては、敗戦後の弱みがあったとしよう。だが、他の竹島や尖閣の問題は論外だ。このことだけは、日本人が理解しておかなければならない。それは、国際社会ににおける領土問題とは、綺麗事ではない。取るか取られるか、取ったが勝ちなのだ。手段など関係ない。ちょっと荒っぽいが、現実的にはそれが国際常識である。故に、国際法での領有権は、歴史よりも実効支配を優先しているのだ。

 考えてみて頂きたい。戦国の世に、隣国に攻め込まれ、そこはうちの領土だから入ってくるなといって、相手側が納得して出ていくか? 答えは否。力づくで奪い返すしかないのだ。いくらこちら側が綺麗事を並べ立てても、切り捨てゴメン、取ったが勝ちなのだ。そのことを日本人は理解するべきである。さもないと、日本の領土などなくなってしまう。行儀の良さなど関係ない。

 竹島に関しても、確かに歴史的に日本の領土であることは明白だ。だが、李承晩が李承晩ラインを理不尽に引き、彼の勝手な理屈で韓国領であることを主張し、実効支配をしたというのは、理屈ではなく領土侵略だった。だが、日本側は、その場では何もせず、実効支配を許してしまった。後の祭りだ。後から、ああでもないこうでもないと騒いでも、どうにもならない。屁理屈をいくら並べ立てたって、戻ってくるわけがない。力づくで取り戻すか、金で買い戻すか、それが外交力というものだ。泥棒に、返してくれといっても、ただで返してくれる泥棒などいない。それと同じことだ。金を払うのが嫌なら、力づく目には目を歯には歯をで、実効支配には実効支配で対応すればいいのだ。

 どうも日本人は、綺麗事ばかりをいう。北方領土にしても、エリツインが大統領の頃、ソ連が崩壊し経済苦にあったロシアは、援助名目で北方領土を売り戻してもいいというところにまでなっていた。実際にトップ合意も水面下で成っていた。ところが、日本の民意が、強烈に反対して話は流れた。信じ難い。大きなチャンスを逃したのだ。

 考えてみて欲しい。当時日本は敗戦直後、そこをソ連がどさくさに紛れて切り取り御免と掠め取ったのだ。だが、戦争に負けたのだ、いくら講和条約にサインしたのしないのと騒いでも、それは後の祭り。取ったが勝ちなのだ。取り戻す方法は二つ。力で取り返すか、金で買い戻すか。そして、金で買い戻すチャンスが、バブル期の日本に訪れた。にもかかわらず、鼻高々な日本人は、みすみすそのチャンスを逃した。脳天気この上ない。領土問題は、体裁ではないのだ。取るか取られるかなのだ。実効支配されてしまったら、どんな屁理屈を並べても終わりだ。

 今懸念するのは、尖閣諸島問題だ。嘗て日本の右翼団体日本青年社が、26年間に渡り、魚釣島に灯台をたて実効支配によって守り抜いた。もともと歴史的にも、尖閣は日本領土なのだから当然だ。日本政府がしないのだから、一民間としては英雄的な行為だと私は、石原知事同様思う。だが、小泉政権下、尖閣を日本政府はきっちり守り抜くという条件で、日本青年社という政治結社は、日本政府に魚釣島の実効支配権を移譲し静かに身を引いた。ところがだ、政権が変わり、アメリカとの関係がギクシャクしだしたら、中国が乗り込んできた。それはそうだ。魚釣島一つで、経済的に大きな違いがあるのだ。歴史なんか関係ない。遠慮なく掠め取りに来る。別に、中国が日本を敵視するためにしているのではない。彼らは生き残りのために、資源確保に奔走する。理屈ではない。取るか取られるか、そして、そこに日本がいただけなのである。

 日本側は、まるで中国側が日本を無条件に敵国視しているようにとらえた対応をしているが、それは大きな間違いだ。中国側だって、韓国だって、屁理屈であることは自分たち自身が一番良く知っている。知っていながらそうしてくるのだ。それが領土問題ということだ。結局は、山賊が縄張りを取り合うのと変わらない。そのことを、日本政府も日本人も理解するべき。綺麗事をいくら並べ立てても、腹は満たされないのと同じことだ。このままだと、尖閣列島が中国によって実効支配されてしまうのも時間の問題だ。そうなれば、政府の責任は大きい。国民は黙っていない。いや、それでも、この国の国民は、騒ぐだけで何もしないのかもしれない。困ったものだ。

閉じる コメント(3)

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領土問題に関しての認識はおっしゃるとおりだと思います。
20世紀までは、領土問題を解決する方法は力で解決できた。
21世紀になってそれが不可能になった。竹島は韓国に実行支配を許してしまっている。北方領土は敗戦によって領有権がソ連ロシアが実行支配している。何度か2島であれば返還のチャンスがあったようであるが、アメリカの横槍でだめになっているようだ。この返還も難しさがある。次に尖閣諸島であるが、これは絶対に中国に実効支配を許さないようにしなければならない、その方法は力での解決は出来ない、そこでは外交技術の問題である。如何に巧みな外交を展開するか否に掛かってくるものだと思われる。その点での強力な政治が要求される所以である。

2011/3/10(木) 午後 3:07 roo*6ak*o

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確かに領土問題って奪うか奪われるかの話ですね。
私はあまり政治や社会の事が分かっておらず、ニュースを見てもイマイチ何がしたいのか分からない状態で、奇麗事を人が言っているのに流されて本質を見失っていました。
今私は高校卒業しただけで、文系の大学に行けばそういうことを習うのかもしれませんが、このまま理系学部に行った人達は興味が無い限り、政治や国際情勢など知る由もありません。
このままで行くと選挙権を持つ人たちが、完全に国の事を分からないまま人気や当てずっぽで選挙をするのではないかと心配です。

2011/5/11(水) 午後 7:57 [ mina ]

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同感です。海外に生活してみるとわかるのですが、日本人は先進国でありながら、世界中で最も政治に興味を示さない国民かもしれません。他国では、日常の会話の中で政治をよく論じ合います。それは、自分が帰属している国を皆思うからではないでしょうか。

2011/5/13(金) 午前 6:36 [ sei**ikai_*lub*0*6 ]


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