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拝啓 小泉純一郎内閣総理大臣殿 2006年9月21日 まずは、5年間、長きに渡りご苦労様でした。 この5年間、色々なことがあった。一部拉致被害者の帰国、郵政改革をはじめ、旧態依然とした永田町のしきたりを、ことごとく破壊し、新生日本を創造するキッカケを作った小泉改革。財界も、政界も、マスコミ界も、批判ばかりを繰り返してきた。しかし、小泉首相が、この時期に、日本の総理大臣を務められたことには、運命的なものを感じざるを得ない。もし、小泉首相以外の政治家が、この時期に首相を務めていても、これだけドラスティックに、改革を推し進めることはできなかったであろう。確かに、多くの痛みも伴った。それは、政治家や官僚にとどまることなく、我々国民も同じことだ。だが、もし、今、この時期に、小泉改革のような思い切った改革を為していなければ、間違いなく日本は衰退の道を辿っていたであろう。 反小泉の政治家やマスコミは、まるで諸悪の根源のように小泉首相のことを批判し続けた。しかし、本当に彼らが言うことが正しかったのであろうか? 非常に大きな疑問を感じる。本当に愛国心をもって、私利私欲や思惑をかなぐり捨てて、この国のために、批判を恐れず、英断を下し続け、改革を推し進めた小泉首相に、私は国民の一人として、大きな拍手と感謝の念を表したい。 確かに、まだ結果が出ていないことも沢山ある。まだ、多くの問題も山積されている。しかし、戦後60年間に蓄積された悪い慣習や垢を拭い去る努力が、この5年間に為されたことは間違いない。その答えは、今後、近未来に、色々な形で出てくることは間違いない。 時代は変わったのである。しかし、いつの時代にも、時代の変化を受け入れられない人々が沢山いるのは、世の常である。時代の変化をわかっていても、既得権等に関わる思惑という煩悩に雁字搦めにされ、変革することができないのが人である。それを、私利私欲を超越して、ここまで改革を推し進めた小泉政権の功績は、近未来、日本史に燦然と輝くことであろう。多分、私達の孫の時代の教科書には、ここ5年間、小泉首相によって為された小泉改革のことが、明治維新に匹敵する大きな改革であったと記載されることであろう。そして、賞賛されることであろう。その時、初めて、人々は、小泉首相という人の偉大さを知るのかもしれない。 小泉という男の魅力は、そのように偉大なる功績を残したにも関わらず、偉そうにしたり、自慢気な態度をとったりせず、平常心のまま、この5年間継続してきたところにある。徒党を組んだりせず、己の信念を貫き通し、孤独に闘い抜いた。財界人や、政界人や、マスコミの多くが、色々と批判をするが、国民は、そんな小泉という男の魅力をよく知っていた。その証拠に、こんな高支持率を5年間も貫き通した首相は、後にも先にも、小泉首相しかいない。 そして、退き際も、非常に潔い。「無責任」と評する人々が多々いるが、そうではない。最初から、このようなエンディングを、小泉首相は公言していた。そして、その通りにした。彼の凄さは、自分の「分」をわきまえているところだ。人には皆、得手、不得手がある。彼の得手は、破壊し、改革することだ。しかし、新しいものを創造することを不得手とすることを、誰よりも小泉首相自身が一番知っていた。だから、首相就任当初から、彼は、旧態依然とした体制を破壊することだけを目指した。そして、再生は、後の政権に任せることを明言していた。そのことに、迷いは一つもなかった。そして、その通りに為したところに、彼の凄さがある。風貌とは異なる、人並みはずれた強靭な精神力を感じる。 正直、これほど、格好の良い政治家を、昨今永田町で見たことがない。昔の政治家を彷彿とさせる。小泉という人に、「侠」を感じるのは私だけではないはずだ。今の日本人に一番欠けている事柄を、小泉首相は、彼の言動全てで、メッセージとして体言していたのかもしれない。兎に角、本当にご苦労様でした。そして、ありがとうございました。小泉さんが、この時期に日本の首相を務めたということは、日本にとって、そして、日本人にとって、非常に幸運なことであったことは間違いない。今後も、小泉さんには、違った形で、日本の国のために、頑張っていって頂きたい。本当に、ありがとうございました。感謝。
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