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長嶋有という作家さんを初めて読んだ。 映画化されることは知っていたが、 それ以外に特に事前に基礎知識があった訳ではない。 ただ、今まで読んだこともない人はどんなことを書くのかという興味があっただけ。 文庫本だったので、「ジャージの二人」と「ジャージの三人」が収められている。 ストーリーは・・・ 恒例の「一人避暑」に行く父親と犬のミロにくっついて、五年ぶりに北軽井沢の山荘で過ごす小説家志望の主人公「僕」。東京に残った妻には、他に好きな男がいる。危ういのは父親の三度目の結婚も同じらしい。 隣人の詩人の遠山さん、古物商をやってる岡田さんが不思議っぽい。 父親は遠山さんのことを魔女だと言っている。 携帯電話のアンテナが立つ場所がレタス畑にしかないので、女の子が携帯電話を天に掲げている。 祖母が古着集めていたので、2人とも「和小学校」のジャージを着ている。 父は「和小学校」は「ナゴム小学校」だと言う。 そんなかんだのひと夏の日々。 これが「ジャージの二人」。 「ジャージの三人」は、その翌年の話。 前半は主人公の妻が2人についてきて山荘に3泊するエピソード。 後半は父親の子供の花ちゃんが登場し、山荘でのエピソード。 特に何が起きるわけでもなく、淡々と流れていく。 妻と花ちゃんが登場する「ジャージの三人」の方がどちらかというと面白いかな。 ただ面白いといっても、そんなに刺激的に面白いわけではない。 妻と父親と主人公のやりとりがそれなりに楽しい。 でもあっさりと3日で帰ってしまう。 花ちゃんは夏休みにビデオを40本見ることに決めたらしい。 レンタルビデオ屋があるかどうか。 友達がいないのではないかと父親は気になっている。 結局、遠山さんちからビデオデッキを借りて、観た。 遠山さんに「和小学校」は「かのう小学校」だということも教えてもらった。 主人公は他の男が好きな妻を許していない。 妻から許しと一人になることのメールが来て、主人公はメールを返信したいとは思っていないことに平気だと気がつき、結局メールをしなかった。 何回も書いたが、特に面白いとは思えない。
でも、面白くないかと言われるとそうでもない。 なんともとらえどころのない小説でした。 でも、さらにその後どうなったか、もし続編があれば翌年の「ジャージの三人」を読んでみたいとも思う。 |
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この作品注目しています。DVD化されたら映画のほうを見てみたいと思っています。小説も興味あります。
2008/9/2(火) 午前 7:00
ヒッチさん
例えば、何か悩んでいても、仕事していたら表面はそんなことはおくびにも出さないし、逆に変なこと言ったりすることってありますよね。
そんな、微妙な自然体の小説でした。
2008/9/2(火) 午後 8:57
映画を見てきました。ほんとは劇場鑑賞するつもりはなくてDVDレンタルで済ませようと思ってたんですが、なんとなく見たくなって行ってきました。意外にも面白かったです。
TBさせてくださいね。
2008/10/4(土) 午前 6:01
ヒッチさん
映画は面白かったようですね。
小説は、なんともとらえどころのない感じでしたね。
2008/10/4(土) 午後 2:56
本読みました。
TBさせてください。
感想は…シーラカンスさんと似てます。
面白くも無いけど面白くなくも無い…という…(苦笑
2009/8/11(火) 午後 9:47
さわらびさん
なんとも言い表しにくい小説ですよね。微妙な人間関係を言葉少なく雰囲気で伝えるような印象でした。
2009/8/12(水) 午前 11:34