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喜劇とんかつ一代
東京のフィルムセンターで観た。
1963年製作。
監督:川島雄三
いや〜、馬鹿げてて大笑いさせてもらいました。
この映画を観て、川島雄三って落語が好きなんだろうなと思った。
というのは、この映画は、熊さん、八つァんなどの長屋の住人が入り乱れるまさに落語のようなお話だからだ。
お話は・・・
上野のとんかつ屋「とんQ」の主人(森繁久彌)は、もともとレストラン「青龍軒」でコック長 (加東大介)の下でフランス料理の修行をしていたが、コック長の妹(淡島千景)と駆け落ちして店を開き、それ以来、関係がうまくない。 「とある職業」で世界的に活躍している男(山茶花究)、クールでセクシーなその娘(団令子)、その恋人で精力絶倫のコック長の息子(フランキー堺)、 クロレラの研究に励む怪しい科学者(三木のり平)とその妻(池内淳子)、謎のフランス人(岡田真澄)など、これでもかというアクの強いキャラクターが続々登場し、最後はミュージカルとなって大団円を迎える抱腹絶倒の喜劇。
この配役にこの出演者、どれだけ楽しいかわかってもらえると思う。
出てくる出演者がみんな曲者で変なやつばっかり。
相変わらず軽快なフットワークで絶好調なフランキー堺は、すごい。
それにクロレラ研究家でウソ発見機を操る怪しい三木のり平がさらに最高!
豚の屠殺士で興奮すると人間と豚の見境がなくなる山茶花究。
ベタなドタバタ喜劇だけと思いきや、ちょっと不思議な笑いも。
レストラン「青龍軒」で聞こえる動物の声(上野動物園に近いとはいえ、ちょっと違和感あり)
湯島天神で坊さんがハーモニカを吹いている・・・なんで坊さんがハーモニカを(笑)
とんかつの歌を森繁久彌が歌っている。
屠殺士の山茶花究もみんなも歌っている。
変な歌詞だ。
「とんかつの油が含んだ接吻をしたい」とかなんとか。
大笑いです!
とにかくすごい映画です。
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これも、まだ見れていない川島作品のひとつです。落語のような話とは「幕末太陽傳」と作風が共通している感じですね。
2008/9/9(火) 午前 5:57
ヒッチさん
単純に楽しく、面白かったです。
「幕末太陽傳」よりもっとドタバタですね。
2008/9/9(火) 午後 8:31
こめんとありがとうございました。こちらからもトラックバックさせていただきます。しかし、同じ時間に同じ場所で大笑いをしていた者同士がこうしてブログで同じ記事を書くとは、面白いですね。
2008/9/9(火) 午後 8:58
と、思ったらなぜだかトラックバックできませんでした…。
2008/9/9(火) 午後 9:03
よっくんさん
素直に楽しく面白かったですね。
あれ?もう一度トラバしてみてくださ〜い。
2008/9/9(火) 午後 9:17
面白かったです。ここらあたりの笑いの空気は昔の邦画ならではといった感じで何ともクセになりますね。川島喜劇を一層極めていきたいような欲求にかられました。TBありがとうございました。こちらからもお返ししておきます。
2009/10/16(金) 午前 6:49
ヒッチさん
ベタな笑いとシュールな笑いがまじりあった不思議な面白い映画でした。この映画を観てからもう少し川島雄三を観てみようかなと思った映画でした。
2009/10/17(土) 午前 0:27
揚げている「とんかつ」を、鍋の底から撮るカット、名撮影家「岡崎宏三」氏の発案らしいのですが、オモロイカットだと思いました。
どうやってシャシンにしたんでしょう。
想像するだけでも面白い、川島さんの東宝での成功作ですね。
2010/12/15(水) 午前 4:27 [ moemumu ]
moe*u*uさん
え〜、そんなカットありましたっけ、見逃してます。まるで、喜八監督っぽいショットですね。まあどちらが先かわかりませんが。喜八監督にも、馬の側から人が乗るショットなんかよく使ってましたね。そういう遊び心は好きですね♪
2010/12/17(金) 午前 0:21