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もうずいぶんと前、11/13に東京のギンレイホールで観た。 よかったのか、いまいちなのか中途半端な気持ちだった。 ありふれた「家族」についての2日間の話です。 とても小さい世界の話。 長男の法事に、長女夫婦と次男夫婦が、親の実家に訪れる。 そのありふれた話がなかなかのくせものなのです。 親の子供に対する愛情とその裏返しのエゴ、子供のみえ、親のみえ、兄弟への嫉妬、姑から嫁へのいやみ。 母親である樹木希林は、とても怖い。 その中でも強烈に怖いシーンがある。 長男は海で溺れた子供を助けようと亡くなっている。 その助けられた子供が大きくなって、毎年法事にやってくる。 次男はもう溺れた子供は、もう法事に来なくてもいいんじゃないかと切り出す。 その言葉に、樹木希林はこれからも毎年、毎年法事には必ず来てもらうと言い切る。 その責任が彼にはあると言い捨てる。 その表情とセリフに身震いした。 「いつもちょっとだけ間に合わない」というこの映画のコピーは、男であれば、なんとなくわかる。 子供から見た親への愛情は、ちょっとだけ間に合わない。 自分の親に対して、わがままであったり、わざとぞんざいにしたりとか、気恥ずかしかったり、親不孝なことがままある。 その不器用な男を阿部寛は朴訥と演じている。 <12/10追加> 報知映画賞で樹木希林さんが助演女優賞を受賞 日刊スポーツ映画大賞で夏川結衣さんが助演女優賞を受賞 おめでとうございます! 特に、夏川結衣さんが助演女優賞を受賞されたことは、とてもうれしいです。 あらすじ・・・
「人生は、いつもちょっとだけ間にあわない」 かつて開業医を営んでいた横山恭平と妻とし子の家に、長女ちなみと次男良多、そしてそれぞれの家族が集まった。皆、この家の長男だった純平の命日に合わせての帰郷だ。良多は優秀だった亡き兄といまだに比較される、何をやらせてもちょっと冴えない男。現在失業中であることも妻にしか告げておらず、なんとかこの場をやり過ごして早く戻りたいと思っている。やがていつもの年と変わらない夏の一日が始まってゆく・・・。 |

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地味な印象ですが見所はありそうですね。是枝監督では前作の「花よりもなほ」がもうひとつだったので鑑賞控えていましたがレンタル出たら借りてみようと思います。
2008/12/9(火) 午前 6:15
おっしゃるとおり地味ですが、暗い感じではなく、笑うシーンが多かったです。
まだ、自分の中で混乱していて、もっと、違うことを言いたかったような未消化の記事ですいません。
2008/12/10(水) 午後 9:27
未見ですが、評判はいいようですね。日本アカデミー賞などにも候補となっていましたね。いつか見てみたいです。
2009/1/3(土) 午後 10:01
fpdさん
男から見た「家族」、特に「親」への何気ない話です。
自分には、身につまされる痛い映画でした。
男の人は、観てほしいですね。
2009/1/4(日) 午後 9:59
ほんわか、しみじみ・・・ちょっと嫌味あり(爆)
派手さはないけど・・・いろんな感じ方のできる雰囲気のある作品でした。
2009/3/6(金) 午後 8:35
くるみさん
コメントありがとうございます。
自分の親を思い出しながら、観ていました。
あまりに生々しい箇所と、いとおしい箇所が入り混じっている映画でした。
2009/3/6(金) 午後 10:38
トラバありがとうございます!トラバお返しさせて下さいね^^
2009/3/8(日) 午前 10:11
どういたしまして。
また、おじゃましますので、よろしく。
2009/3/8(日) 午後 10:56
樹木希林の恨み節が記憶に残っています。
2010/8/20(金) 午前 1:00
もっさんさん
恨みを言うのは子供への愛が深いせいでしょう。
2010/8/21(土) 午後 6:01
どこででもみれるような田舎に里帰りの日の風景。
そのさりげない描写にこれだけ家族の関係や歴史を盛り込むことに成功してるのに驚きました。
いい映画でしたね。
二人の助演女優賞受賞も納得。TBさせてくださいね。
2011/3/21(月) 午後 3:35
pu−koさん
ごく普通の息子の帰省の家族の風景。どこの家庭でもある出来事をほんとにさりげなく描いた映画でしたね。最初観た時は物足りなさを感じたのですが、じわりとその良さの余韻が残っていますね。
2011/3/21(月) 午後 10:32
シーラカンスさんも書いてますが、ほんとあのシーンにはぞっとしましたが、それだけ胸にも響きました。
2011/11/14(月) 午後 11:47
ちいずさん
親と子の関係って、希薄のように見えて、奥底では言いようのないもので繋がっているように感じましたね、あのシーンは特に。
2011/11/15(火) 午後 10:38
家族でもエゴ同士がぶつかりあっていますが、絆があって折り合いをつけてゆくのだがなかなか間に合わない。
そんな映画でした。
誰でもそうなんだと見ていると何か安心できる映画でした。
TBさせてください。
2014/10/20(月) 午後 1:16
ギャラさん
人と人、家族だから余計に遠慮なくぶつかりあう。ぶつかりあえないと気兼ねして、ギクシャクする、不思議な関係です。
2014/10/21(火) 午後 8:53