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1961年度作品。 2009年1月15日、フィルムセンター「怪獣・SF映画特集」にて。 自分にはあまり面白くなかった。 この映画が上映された1961年当時まだ冷戦時代まっただ中であり、第3次世界大戦後を描いた「渚にて」も1959年に上映されている。 調べたらキューバ危機は1962年なのだが、その前であっても一触即発の状況だったのかもしれない。 その後、冷戦が終わったとはいえ、世界で局地戦争は現在も起きている。 しかし、日本に戦争は64年間なく、私は戦争に対して身近なものとしてそんなに緊張感を持つことはあまりない。 だから、この映画もそんなに緊張することなく客観的に観ることができた。それが果たしていいことかどうかは疑問。 「世界戦争が起きた時のある家族の物語」という発想は面白いが、全体的にセリフがどうもわざとらしく感じられ、脚本がまだ練られていないように思う。 内閣メンバーのあまりに現実感のないセリフ、恋人同士の門切り型のセリフなどなど。 それに最後に、「みんなで戦争をしないように、世界を見守っていきましょう」みたいなテロップが流れる。 そうすると、今まで映画で見せていたものは、いったい何だったんだろうかと疑問になる。 テロップで流す内容を観客に映画で感じてもらうために、映画を作っていると思うのですが。 さらに、申し訳ないが、ミニチュアがチャチでいかにも作り物丸わかり。
ただ、日本が炎に包まれ都市が溶けていくシーンは、なかなか迫力があったけど。 俳優陣は豪華。 フランキー堺、その妻が乙羽信子、娘が星由里子、恋人に宝田明。 笠智衆、白川由美の親子、山村聡、東野英治郎、上原謙など。 |

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今の目でみると、おっしゃるとおりチャチで紋切り型でしょうね。この当時にこのメンバーで、という色眼鏡をかけてみるべき作品だと思います。笠智衆のコーヒーのシーン、ジーンときましたよ。
2009/1/19(月) 午前 6:15
ヒッチさん
笠智衆やフランキー堺、乙羽信子はとてもよかった思います。
そういう時代だからこそ、もっと工夫してほしかったです。
2009/1/19(月) 午後 10:51