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2009年1月19日、目黒シネマにて。 脚本:犬童一心 出演:小泉今日子、上野樹里、加瀬亮 実はロードショーの割引ディの日に1回目を観たんですが、前から1列目しかあいていなくて、斜めに観たり、画面の動きが激しくてくらくらしながらの映画鑑賞のため、どうも映画を観た実感がなかった。 てなことで仕切り直しで再見。 漫画家麻子先生と猫のグーグーの物語、そして彼女らを見守る人々の物語でもある。 麻子先生は突然猫のサバを亡くす。 あまりのショックでなかなか立ち直れない麻子先生。 そのうち、ふとショップの中のグーグーを吸いこまれるように見つけ、自然に買うことになる。 またふとしたきっかけで加瀬亮と知り合いにもなる。 そんなおり、麻子先生は卵巣ガンの病気にかかる。 麻子先生は手術後も「死」を引きづり、夢の中で人間の姿をしたサバと対面する。 そのサバのおかげか、麻子先生は少しずつ元気になっていく。 この映画は、猫が好きで麻子先生が好きという前提で進めてるように感じた。 だから、映画の中で、フォークデュオの男性の彼女が「麻子先生、グーグーがどうだっていうの」と憤慨して帰ってしまうシーンを観て、犬童監督は、観客に「猫好き、麻子先生好き以外はついてこれないですよ〜」と言っているように思えた。 原作は読んでいないが、犬童監督の麻子先生=大島弓子先生への讃歌だと勝手に思って観ていた。 だから、アシスタントも友人も麻子先生にとてもやさしい。 悪い人間は出てこない。 麻子先生以外の人物描写も希薄だ。 そのため、映画の広がりがなく、どうもうわっつらだけの描き方になっているような気がする。 唯一サバとの対面シーンだけが印象的だ。 麻子先生はサバとの愛情が確認できたことを喜ぶ。 そこから麻子先生は生き返る。 それにしても犬童監督は麻子先生を描きたかったのか、大島弓子の漫画の世界観を描きたかっただろうか、それとも猫を描きたかったんだろうか、いまいちよくわからない。 「ジョゼ虎」の好印象から「黄色い涙」「グーグー」と期待していたので余計にがっくりです。
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キャストは豪華ですよね。あまりこの映画を誉めている人を知りませんが、やはり作品としてはイマイチな感じでしょうか。
2009/2/2(月) 午前 4:58
ヒッチさん
なんか中途半端な印象が強いです。
2009/2/2(月) 午後 7:56
この映画に関してはシーラカンスさんと同じ意見です。
猫が一番の理解者出会って、サバに出会ってようやく救われるのがちょっと悲しいですね。
麻子先生と猫に振り回されるスタッフに怒って帰っちゃう彼女の感覚の方が至極まともなんですよね。
2009/3/16(月) 午後 11:54
ちいずさん
ほんとですね。
人ではなく猫のサバに救われるって、なんか切ないですね。
2009/3/17(火) 午後 9:03
監督自身の(大島弓子への)思い入れが、主人公の描きこみを掘り下げる事に失敗していますね。(当人もまだ生きているし)
監督の思い入れが空回りしてしまったのでしょうかね。
2009/8/17(月) 午後 11:17 [ ひろちゃん2001 ]
ひろちゃんさん
大島弓子に脚本を依頼していたらしいけど、結局大島弓子は書けなくて自分で脚本を書くことになったらしいです。とはいえ、おっしゃるように掘り下げが弱いですよね。リスペクトしている人の悪いところは描けないこともわかるんですが・・・。
2009/8/18(火) 午前 0:16
すみません。「猫好き、大島先生好き」なので違和感なく観てしまいました。結果、記事も映画評ではなくなっていますが、TBさせてください(笑
2009/11/20(金) 午後 11:03
さわらびさん
猫好き、大島先生好きな人にはたまらない映画だったんでしょうね。私は上野樹里ファンなので、久しぶりの映画出演だった上野樹里を見ていましたが。
2009/11/22(日) 午前 7:39
上野樹里は、「スイングガールズ」がよかったですが、その流れで最近見ました。小泉今日子も出ていたのに、ほかの映画と違って、今ひとつ、盛り上がりがなかったのが残念でした。
TBさせてください。
2011/3/12(土) 午後 5:07
fpdさん
どこか中途半端な印象はぬぐえないでしょうね。
2011/3/12(土) 午後 8:51