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2005年作品。 人間ってわがままですね。 重たい内容の小説を読むと、あっさりしたものが読みたくなる。 かと言って、ほのぼの系ばかり読んでると、また重厚なものが読みたくなる。 この小説は、ほのぼの少し前向き系です。 今までの人生をちょっと振り返りながら、今の些細な出来事に交えて、さりげなく切なく人の機微を描写する。 懐かしさだけでなく、ちょっぴり前向きだからいい。 短編でこんなにジワ〜と感動させてしまう山本幸久は、すごい作家かもしれない。 最後の「エリの話」は、今までの短編の主人公たちのオールキャスト。 おまけに「笑う招き猫」アカコとヒトミ、それにおばあちゃんの頼子さんまで登場。 なんか、昔の友人にあったように、うれしくなってしまう。 ラストはアカコが作った世田谷線の歌で〆ました。 世田谷線は三軒茶屋から出ているのも見たし、下高井田から出ているのも見た。 今度是非とも乗ってみたいな。 「はなうた日和」と「笑う招き猫」の雰囲気を味わえるかも。 解説によると・・・
定年間近の平凡な会社員・虹脇は、突然部下の美人OLから飲みに誘われる。手を握られながら「副社長を殴ってほしい」と頼まれて―。(「ハッピー・バースディ」)。売れないアイドルのミドリは、今日もオタク相手に撮影会。しかしその帰り、子連れの元カレと再会し…(「五歳と十ヵ月」)。さえない日常の中にある、小さな幸せときらめきを描いた短編集。文庫化に際し、書き下ろし短編を特別追加。 |
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私もこの本でとてもほのぼのしました。
最後の話はおっしゃる通り、アカコとヒトミとその後が出てきて、「ああん、うれしい」と思ってしまいました。
男性なのに女性の心情を描くのが上手で。これからも注目していきたい作家さんです。
トラバさせてください。
2009/3/16(月) 午前 0:15 [ とくだ ]
プラチナさん
「はなうた日和」は大好きですネ。
今思い出すだけで、涙ぐみそうです。
最近疲れているのかもしれませんが・・・。
次は「凸凹デイズ」を読みますよ!
2009/3/16(月) 午後 10:06
辛い作品を続けて読むと、つい山本作品に手をのばしてしまいます。山本さんは栄養ドリンクのようで、決して読者を裏切りませんから(*・∀-)☆
ラストが特に嬉しく楽しい作品でした。
トラバ返しさせてくださいね。
2009/3/17(火) 午前 8:41
金平糖さん
山本幸久は栄養ドリンク、まさにそうですね。
ちょっと元気をもらえます。
2009/3/17(火) 午後 9:07
最近私の生活にも、ほのぼのが不足してました。(;´_`)
是非読みます!!
2009/3/20(金) 午前 11:00
さわらびさん
ほのぼの少し前向き系です。
ぜひとも、オススメです!
2009/3/20(金) 午後 8:21
読みましたよ!
やっぱり山本幸久はいいですね〜!
TBさせてください。
2009/4/4(土) 午後 11:51
さわらびさん
山本幸久さんは、人の琴線に触れるような文体や小道具がうまいなあと思います。じょうずに騙してくれます。
2009/4/5(日) 午前 0:19