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2003年刊行。 ハイジャック、謎のキャンプ団体、飛行機のトイレの中での密室殺人と盛りだくさんな話を結びつけているところはユニーク。 そのハイジャックの理由が徐々に明らかになっていくあたりも面白い。 さらに犯人たちが謎解きを乗客の一人「座間味くん」(Tシャツに座間味がかいてあるから)にまかせるあたりも風変わり。 ただ不思議な力を持つキャンプの「師匠」の存在が謎だらけで、最後もよくわからないままに終わってしまったのが残念。 彼にほんとうにそれだけの「力」があったのかはっきりしないので、どこか奥歯に挟まったかのように気持ち悪い。 それでも皆既月食のさなか、彼の力なのか何人かが行方不明、失踪する。 こちらのほうが、密室殺人よりも興味があったが、それもあやふやのまま。 それに、犯人たちに共感できるだけの描写がないので、意外な結末にもかかわらず、あっさりと読み終えてしまった。 カバーデザインは泉沢光雄という人、とても美しい。 あらすじ・・・
沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。犯行グループ3人の要求は、那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」を空港まで「連れてくること」。ところが、機内のトイレで乗客の一人が死体となって発見され、事態は一変-。極限の閉鎖状況で、スリリングな犯人探しが始まる。 |
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これはものすご〜くモヤモヤが残った作品なんですよねぇ。感想も“微妙”だらけで^^;それでもこれ以降の石持作品を読んでいる私って・・・(笑)TBさせて下さいね。
2009/4/7(火) 午後 11:52
紅子さん
2004年「このミス」8位だったんで、読みましたが、何か中途半端な感じがします。それにしても「師匠」は何者?
石持作品のお薦め、教えてください。
2009/4/8(水) 午前 0:29
「皆既」と「怪奇」をかけていたのかしら?
月はミステリアスだから、作品もこのような感じになったのかしら?
座間味君の続編は、怪奇現象は描かれていませんでしたよね。石持さんは、作品に振れ幅が多い印象を受けます。
トラバ返しさせてくださいね。
2009/4/8(水) 午前 10:28
私も「師匠」の存在がどうにも腑に落ちなかったです。
ほかにもところどころぎこちないというか腑に落ちないというか、そんな印象を抱いた作品でした。
とても美しい本だとは思いましたが。
私も石持さんの作品は好きなのですが、作品によってずいぶんと感じる評価が違うなあという印象です。
2009/4/8(水) 午後 6:41 [ とくだ ]
金平糖さん
「皆既」と「怪奇」をかけるとは、お見事!(拍手)
同じ質問になりますが、石持さんの小説で何が面白いのでしょうか。
2009/4/8(水) 午後 8:59
プラチナさん
自分と同じ感想だったので、ちょっとほっとしました。
次はプラチナさんの評価が高かった「顔のない敵」を読んでみることにします。
2009/4/8(水) 午後 9:02
腑に落ちない部分がたくさんありましたね。「師匠」の設定はもっときちんと説明してほしかったですね。
石持さんだったらデビュー作の「アイルランドの薔薇」が白眉。他は正直あんまりいい印象の作品がありません^^;
2009/4/9(木) 午前 0:55
べるさん
そうなんですか。
「扉は閉ざされたまま」もイマイチなんでしょうか。
「アイルランドの薔薇」、チェックしときます。
2009/4/9(木) 午後 10:18
私は『Rのつく月には気をつけよう』が好きでした。読みながら“これは本当に石持さんなのだろうか?”と疑いながら読みましたもん^^それくらいギャップを感じた作品です。
2009/4/10(金) 午後 11:11
紅子さん
ありがとうございます。そうなんですか、これもチェックしときます。
2009/4/11(土) 午後 10:35
私も紅子さんと同じです。座間味君の続編も「R」と似たテイストでまずまずでした(*^_^*)
2009/4/23(木) 午後 1:31
金平糖さん
なるほど、座間味君の続編「心臓と左手 座間味くんの推理」と「Rのつく月には気をつけよう」ですね。これまたチェック、チェック。
2009/4/23(木) 午後 9:39