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2009年3月31日、シネマヴェーラ「昭和文豪愛欲大決戦」にて。 1958年度作品。 原作:川端康成 脚本:田中澄子,井手俊郎,川島雄三 出演:森雅之、原節子、久我美子、香川京子、三橋達也、石浜朗、中北千枝子、丹阿弥谷津子、 菅井きん、南美江 あまり、自分には面白くなかったです。 弁護士佐山(森雅之)とその妻市子(原節子)と佐山が担当する受刑者の娘妙子(香川京子)の3人は穏やかな暮らしをしていたが、そこへ市子の旧友の娘さかえ(久我美子)が家出をして佐山家に住むようになって、佐山家は、かき乱されていく。 佐山が好きだと言って気を引いてみたり、酔っ払って市子も好きだとキスしたり、妙子にイヤミを言ってみたりと、何かにつけ人の気を引こうして感情の起伏が大きすぎて、それでいて、彼女にそれなりの理由があるかといえば、それもはっきりしない。 若さゆえの行動といえばそれまでだが。 そのため、物事をはっきり言う彼女にも感情移入できないし、共感もできない。 ただ、彼女がきっかけで、倦怠ぎみだった佐山夫婦は向き合った話をすることになり、お互いの信頼関係をとり戻すことができ、子供までできてしまう。 結局、雨が吹きすさぶ日、黄色のレインコートを着たさかえは、佐山家を出て嵐のように走り去っていく。 彼女は悪魔なのか天使なのか最後までみんなを、観客を混乱させたまま、自分も嵐のように理解できずに観終わってしまった。 久我美子にしては珍しくハチャメチャな役で、みんなを困惑させる役を演じている。
ちょっとした役だけど、ふてくされたお手伝いさん役の中北千枝子が、いつもながらにいいです。 唐突に美輪明宏がこの映画のオリジナル歌を歌うのも不思議で、川島雄三らしいかな。 |

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川島雄三特集で今回観損ねたうちの1本です。配役はいつも通りというか安定感がありそうです。久我美子のハチャメチャ役というのがポイントのようですね。
2009/4/13(月) 午前 6:23
ヒッチさん
川島雄三監督作品は、これ以上観ても期待できなそうな予感がしてきました。
2009/4/13(月) 午後 7:49
私もシネヴェ−ラでみました。面白勝ったですけどね。この時代のストリ−はあまりピント来ませんが、描き方はいいですよ。
2009/4/17(金) 午前 1:33 [ koukou ]
koukouさん
私には、川島雄三監督は笑いの要素が入っている猥雑な映画の方が、好きです。これからも東京の映画館でニアミスするかもしれませんね。またkoukouさんのブログオジャマしますので、よろしくお願いします。
2009/4/18(土) 午後 9:04