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あることで会社を辞め、主人公は犬探しの調査事務所を開業するが、いきなり2つの調査依頼がある。 「失踪人捜し」と「古文書の解読」。 この2つの調査をどうからめ、どういう落とし所にするのかを興味深く読みました。 「古文書調査」と「失踪人捜し」という一見かけ離れたモチーフを意外なつながりへと持っていくところは新鮮な感じ。 また、チャットで情報を仕入れるあたり、米澤穂信さんの感覚は新しくて面白い。 ラスト、中世農民が略奪者に刃を向けるごとく、失踪人の気持ち、その気持ちに沿うような意外な行動にも、なるほどね〜。 敢えていうと、相棒ハンペーをもっとおかしな面白いヤツにして、主人公のまじめさと対極にしたほうが、盛り上がったんではと勝手ながら思ってしまう。 荻原浩の「オロロ畑」が突然出てくるあたりも、意識してるかもしれない。 また、敢えていうと、どうも米澤穂信の文体は、すっと頭に入ってこない気がする。言葉の使い方が難しいのかなあ。自分だけかもしれないが。
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「オロロ畑」が出てきていたんですか?「オロロ畑」を読む前に読んだので気付きませんでした(^_^;)
ネットでもストーカーがいるかもという点が私には非常に怖く印象的でした。
トラバさせて下さいね。
2009/4/14(火) 午前 8:12
金平糖さん
ハンぺーが最近読んでる本が「オロロ畑」って言ってました。
そうですね、ネットストーカーの恐怖という点でも、面白い視点ですね。
2009/4/15(水) 午前 0:54
文章そのものの相性ってありますよね。私も今話題の和田竜さんの作品が駄目なんです。内容はとても好きそうなものばかりなのに^^;;
米澤さんの作品の中で古典部シリーズはしっかりはまりましたよ^^それから去年出た『儚い羊たちの祝宴』も独特の世界で楽しめました。
拙い(もうそれ以下かも^^;)記事ですがTBさせていただきます。
2009/4/24(金) 午後 11:41
紅子さん
語り口って自分との相性もあるようですね。
紅子さんでもあるんですね。
ちょっとほっとしました。そういえば古典部ありましたね。
『儚い羊たちの祝宴』ですか。基本的に文庫本しか読めないんで、いつになるかわかりませんが・・・
2009/4/25(土) 午後 0:44