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2009年4月14日、シネマヴェーラ「東宝アクション!2」にて。 1970年度作品。 脚本:白坂依志夫、西村潔 音楽:日野皓正 出演:黒沢年男/高橋紀子/出情児/岸田森/緑魔子/殿山泰司 結局、最後まで乗り切れなかった。 何が原因なのか考えてみた。 まず主人公に共感できなかった。 自分が歳をとりすぎたせいかもしれない。 主人公が自分の傷ついた過去を話すがその話に説得性がないので、感情移入することができない。 紋切り型の世間が悪いパターンだけでは、観客は納得できないし、彼らが犯罪を犯しても醒めた目で観てしまっていた。 もっと、なるほどと納得できるような何かしら工夫か、とんでもない圧倒感のある映像であるとかがほしかった。 男2人と女1人で、子分の男は女に興味がないという設定は面白く、少年院仲間の男2人の絆の方が女より勝っているのも新鮮だけど、1970年という時代環境を考慮しても、彼ら3人の行動は、パターン化されていてあまり面白くない。 日活ニューアクションのほうが、もっと強烈でギラギラしたものを感じとることができる。 それより学生運動崩れの岸田森やその妻の緑魔子に、傷を持ちながら生きていた過去の影を見ることができる。 日野皓正の音楽だけが、ブルージーなメロディを奏でている。 あらすじ・・・
小さな運送屋の運転手修は、集金した10000円をポケットに突込むと愛人ユリ子の許へ走った。そして、ユリ子の踊るゴーゴーハウス「夜の海」で、少年院時代の仲間佐知男と再会した。佐知男は兄貴分と逢えたことに狂喜、一丁の拳銃を贈った。だが、過去のレッテルだけで社会に受け入れられぬ若者が握った拳銃。それは暴発せずにはおかなかった。ある日、海へ出かけた3人は、スポーツ・カーを盗もうとして失敗。修の拳銃は火を吐き、大学生を倒した。しかし、修も足に重傷を負ってしまった。 |

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これ、チョット観たかったのですが、もう終わっていますよね。あまり面白くなかったようですね。
2009/4/20(月) 午前 1:44 [ koukou ]
koukouさん同様、ちょっと観てみたい映画のひとつです。西村監督は『豹は走った』などが印象に残っています。
2009/4/20(月) 午後 4:01 [ user t ]
koukouさん
自分が歳をとりすぎたため、もうこういう映画に合わなくなっているのかもしれません。最近、成瀬監督や清水監督ばっかり観てます。
2009/4/20(月) 午後 10:03
user tさん
この映画も結構評判よかったと思いますが、自分にはイマイチでした。この映画以外観てませんが、後期東宝アクション映画を支えた西村潔がこの程度かと思ってしまいました。自分がすでにずれているのかもしれませんが。
2009/4/20(月) 午後 10:09
昨日、成瀬の2本立てを新文芸座にて観て来ました、大感激!
2009/4/21(火) 午前 1:45 [ koukou ]
koukouさん
そうですか、「妻として女として」「鰯雲」ですよね。
自分も観たかったんですが、神保町シアター「おかあさん」の方を選んでしまいました。よかったですよ。
2009/4/21(火) 午後 8:27
西村潔さんとは懐かしいお名前です。
『豹(ジャガー)は走った』なんて、見たことがあったなあ。。。加山雄三さんと浅丘ルリ子さんの共演だったかな?
当時、売れに売れていた浅丘さんでした。。。
2009/11/2(月) 午後 6:02
もすもすさん
『豹(ジャガー)は走った』は観てないです。浅丘ルリ子さんもいいですね〜。「憎いあンちょくしょう」は好きでした。同じ監督の「ヘアピン・サーカス」はラスト15分はセリフなしという大胆な映画だと聞いたことがあります。
2009/11/2(月) 午後 10:30