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2009年4月12日、ラピュタ阿佐ヶ谷「孤高のニッポン・モダニスト映画監督中平康」にて。 1956年度作品。 脚色:柳沢類寿、西河克己、中平康 出演:フランキー堺、坪内美詠子、小沢昭一、市村俊幸、柳谷寛、中原早苗、澤村國太郎、宍戸錠、
丹下 キヨ子、織田政雄、西村晃
昔から観たかった日本映画のカルト的映画。そして観た感想はというと、なんともばかばかしいドタバタ喜劇映画。 さらに色んな映画のパロディ映画でもある。 あのフランキー堺の「幕末太陽傳」の前年に作られ、同じドタバタ風であることも興味深かった。 話は単純で、ある牛乳屋に勤めたフランキー堺がライバル牛乳屋と競争し、お客を獲得していくというもの。 話が重要ではなく、その場面場面でのギャグ、パロディを楽しむほうがいいようだ。 だから、その時代性がわからないと面白みも伝わらない。 自分もどこまで把握できたかわからない。観客の中で、突然大笑いする人がいた。その人はそのギャグがわかったのだろう。無性に悔しい。 私がわかった箇所を紹介。 学生役の市村俊幸(どう見ても学生にみえない)が、小説を書いていて、当時の太陽族気どりのセリフ「俺たちは退屈なんだ」を言うとか、市川崑監督の「処刑の部屋」のパロディで、睡眠薬を飲ませるシーンとか。 西郷隆盛ならぬ南郷隆盛が出てきたり、映画の撮影のため、急にインディアンが出てきたりとか。 1番傑作なのは、牛乳を早く配達するために、体全体に牛乳瓶を2丁拳銃よろしくセットして配るシーン。(映像を参照) この発想のセンスには感心したし、大笑いだった。 最後に、日活の撮影車が画面を通り過ぎ、「日活映画をよろしく」みたいな文字が車体に書かれている。 ほんと、よう、やるわ。
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これはカルト映画なんですか。からっとした喜劇作品と思っていました。題名だけは知っていて、私も昔から観てみたかった映画です。
2009/4/21(火) 午前 5:58
ヒッチさん
昔、自分の中ではカルトだと思ってました。
ということは今は一般的に高い評価をもらっている映画なんでしょうかね〜。
2009/4/21(火) 午後 8:33
念願の作品を鑑賞できて満足でした。ときどき変なタイミングで笑う人、こちらにもいましたよ。TBお返ししておきますね。
2009/10/10(土) 午前 6:11
ヒッチさん
ヒッチさんも念願の映画だったんですね。宝塚まで行かれたんですね。宝塚の映画館でこの映画を上映しているのに感動です。
この映画、正直なところ、へんてこりんな映画でした。
変なタイミングで笑う人、いますよね。「トウキョウソナタ」にもいましたが、無視していました。影響されると映画がぶち壊されますからね。
2009/10/10(土) 午後 8:03
私も、時々変な個所で笑っているかも、注意します。
時々、一緒のようですから。
この手の映画の発展形が無いのが残念ですね。あんまり観客が入らないかんじかな、それとも東宝のクレ−ジとか駅前シリ−ズにひきつがれているのでしょうか。観ていないで分からんが。
TBさせてください。
2011/9/29(木) 午後 2:48 [ koukou ]
koukouさん
どうもドタバタコメディは日本映画に定着しませんね。真面目な日本人の気質のせいでしょうか。
2011/9/30(金) 午後 11:05