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2009年4月11日、神保町シアター「昭和の原風景」にて。 1937年度作品。 脚本:鯨屋當兵衛、荒田正男 出演:佐野周二、笠智衆、日守新一、近衛敏明、大山健二、坪内美子、爆弾小僧、突貫小僧 表向きは戦争高揚映画だったんだろう。 大学の軍事教練のため、野外で行軍を行う。ひたすら歩くシーンが延々とつづく。 これだけ書くと、暗そうな行軍をイメージするのではと思うが、まったくもって陰湿な話ではない。 大学陸上部の佐野周二と笠智衆が、走りで1番争いをしたり、寝てばかりの日守新一と太っちょ近衛敏明の、のほほん行軍コンビも面白いし、怪しげな商売人との喧嘩も軽くていい。 ちょっと佐野周二と訳ありの三味線弾きの女との関係だけが湿っぽいぐらい。 あくまでも、無理のないユーモアを基調とした微笑ましい映画になっている。 それにしても、どうみても戦争高揚映画にはなっていないけど。 笠智衆の何度となく言うセリフ「勝ちゃいいんだ」だけが、それらしいと言えばそれらしい。 落語のお題のように、「勝ちゃいいんだ」というセリフを入れることで、高揚映画にしてもらっているのかも。 笠智衆があまりに若いのにびっくり。
でも、しゃべり方は、やっぱり笠智衆だった。 「男はつらいよ」の御前様でした。 |

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この時代に作られた戦争映画で、表向きは「戦意高揚」、でもそうなっていないと言う所が面白いですね。
笠智衆は同郷の人でもあるので、昔から気になっている俳優です。
でも、どの作品でも独特の口調。常に「笠智衆」であるところが凄いなと思います。
若い姿も見てみたいです。
2009/4/22(水) 午前 0:15
これも観てみたい一本です。以前、広島市映像文化ライブラリーで上映されていたときは都合がつかず見逃しました。戦前の作品は貴重です。
2009/4/22(水) 午前 6:49
未見です、見て見たいです。
2009/4/22(水) 午前 7:41 [ ひろちゃん2001 ]
alfmomさん
「笠智衆」は男前でした。でも、口調はやっぱりおじいさんでした。
2009/4/22(水) 午後 9:55
ヒッチさん
清水宏監督のユーモアは無理のない素直な笑いでした。
とても貴重です。
2009/4/22(水) 午後 9:57
ひろちゃん2001さん
そんなに素晴らしい映画とも言えませんが、気軽に観れるほのぼのとした素直なユーモアのある映画でした。
2009/4/22(水) 午後 10:02