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2009年4月26日、神保町シアター「昭和の原風景」にて。 1952年度作品。 脚本:柳沢類寿 出演:日守新一、英百合子、高橋貞二、望月優子、渡辺篤、井川邦子、大坂志郎、幾野道子
紙京子、古今亭今輔、桂小金治、須賀不二夫、北竜二
あらすじ・・・明日は会社の月給日。会計課長の鉄太郎(日守新一)は、銀行から引き出した月給を外国商社への手付に転用するよう専務(北竜二)から命じられる。だが、その商社の悪い噂を聞いた鉄太郎は一存で手付を手形で払い窮地に追いつ込まれる。 そんな中、大家族の石原家では、次男英二(高橋貞二)は落語家(古今亭今輔)の娘はる子(紙京子)との結婚に悩み、長女の夏代(望月優子)は夫(渡辺篤)のヘソクリのことで朝から大ゲンカ、次女の龍子(井川邦子)は夫婦げんかで大阪から家出してくる。末娘の末子はアルバイトの初月給を控えて大はしゃぎと、一家は悲喜こもごも。 鉄太郎の為に奔走する息子たちを軸に、家族の様々なエピソードを織り込んでテンポの良いドラマが展開する。 たわいのない家庭映画、「明日は月給日だ〜♪」と呑気な挿入歌もあり、あまり興味がわかない映画だった。 川島雄三監督っぽいといえば、テープレコーダーを使ったり、落語家の話(師匠が古今亭今輔、弟子が桂小金治)が出てくるぐらいか。 弟子の桂小金治が師匠の娘に振られてがっくりするくだりも監督の思いが入っているように見受けられる。 また父親の日守新一があまりに普通どおり温和で、ゆっくりとした、わざとらしい口調もどうも馴染まなかった。 あの「按摩と女」の福さんとは思えないほど、老けている。 それにしても、日守新一は最近観た映画によく出てくる。この当時松竹では貴重な存在だったんだろう。
調べると1959年、52歳で心臓発作で急逝している。 |

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