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2009年4月22日、神保町シアター「昭和の原風景」にて。 1949年度作品。 脚本:清水宏、岸松雄 出演:大河内伝次郎、風見章子、飯田蝶子、田中春男、清川虹子、清川荘司、宮川玲子、日守新一 今回の特集「昭和の原風景」では「按摩と女」「有りがたうさん」「花形選手」「暁の合唱」「簪(かんざし)」、そして、最後この「小原庄助さん」を観た。 この映画だけが戦後の作品。 清水宏ファンには怒られるかもしれないが、「有りがたうさん」「按摩と女」から比較して瑞々しさが少なくなっているように感じた。 でもユーモアのセンスは相変わらずいい。
骨董を売って借金を返し無一文になった小原庄助さん(大河内伝次郎)は一人家で酒を飲んでいると泥棒がやってくる。小原庄助さんは柔道家で泥棒をやっつける。 「もう1日早ければ、骨董があったものを」と言い、酒を飲ましてやる。 無一文になった小原庄助さんに奥さん(風見章子)の実家からは愛想をつかされ、奥さんも実家に連れ戻される。 ラスト、小原庄助さんが線路をとぼとぼと歩いていると、後から奥さんがついてくる。 「早くせんかい」と言う。奥さんは健気に小原庄助さんの後を追いかける。 そこで、エンドマーク「終わり」ではなく「始まり」の文字が写される。 「さあ、本当の小原庄助さんの物語はこれからだよ」と言いたげな終わり方。 |

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私は、清水作品はこの作品から見たのですが、同じように、そんなにすごさを感じませんでした。
やはり戦前の監督なのかもしれませんね。
2009/5/11(月) 午前 0:10 [ ひろちゃん2001 ]
ひろちゃん2001さん
残念ながら、この映画を観ると才気は失われているように感じましたね。私は6本の中では最初に観た「按摩と女」がベスト1ですね。
2009/5/11(月) 午後 10:23
映画のブログさん
ブログを拝見して、なるほどと思いました。そういう思いがあったのですね。ありがとうございます。
2010/3/11(木) 午後 10:56
コメントありがとうございました。
清水宏監督作品を観たのは(たぶん)はじめてです。
他の作品も観てみようと思います。
2010/3/12(金) 午前 7:15 [ ナドレック ]
ナドレックさん
こちらこそコメントありがとうございます。
私のお薦めは「按摩と女」です。「有りがたうさん」「簪(かんざし)」もなかなかいいですよ。機会があればぜひどうぞ!
2010/3/12(金) 午後 11:34
宮川玲子さんは子役だったのですね。61年前だから27歳、正直なところあまり記憶に残っていません。
2011/1/20(木) 午後 10:23
なぜ、庄助さんは、自分が選書に立候補しなかったのか?.
彼が出たら、贈収賄の選挙違反で捕まるだけ.
確かに彼は良い人ではあったけれど、所詮は村人の目当ては、彼のお金、寄付とかお酒を飲ませて貰うことだった.
戦争に負けて、新しい法律が出来て世の中は変わって行く.
一人の特定の人間の善意に頼るような時代は終わったのであって、村人(国民)一人一人が力を合わせて良い世の中にして行かなければならない.
2016/4/12(火) 午前 4:48 [ bego ]
> begoさん
主人公は、自分の生まれてきた境遇よりもっと自由に生きたかったのではと思ったりするのです。
2016/4/19(火) 午前 0:08