|
2009年5月7日、神保町シアター「太田和彦の面白倶楽部」にて。 1967年度作品。 脚本:山田信夫、永原秀一 出演:宍戸錠、ジェリー藤尾、小林千登勢、内田朝雄、嵐寛寿郎、杉良太郎、武智豊子、深江章喜、 江角英明 あらすじ・・・ 湾の利権を争う大田原組と島津組。大田原組に雇われた殺し屋・上村(宍戸錠)は、大胆な方法で島津組組長(嵐寛寿郎)を狙撃する。しかし、島津組が敷いた包囲網に脱出を阻まれ、相棒の塩崎(ジェリー藤尾)ともども国道沿いのドライブイン湊館に足止めを余儀なくされる。狭まる包囲網の中、上村は独自に脱出ルートを見つけようとするが、その間に大田原組と島津組は相互の利益を図り、手打ちを結んでしまった。孤立無援となった上村達に、組織の非情な手が伸びる。 タイトル音楽が、ハードボイルドでよく使われるジャズではなくマカロニ・ウエスタン風なのが面白い。 一言もしゃべる間もなく島津組組長(嵐寛寿郎)と用心棒(深江章喜)をライフルで狙撃し、 あっけなく殺す。 宍戸錠は一切笑わない。 ありきたりだが、まさにスタイリッシュ。 そして徹底したダンディズム。 この映画も見どころは、ラストの対決のシーン。 宍戸錠が走りながら相手を撃つ。カメラもその動きと並行して揺れながら横から写す。 はたして、そうだったかわからないが、そのあと短いカットが挿入される。 この短いシーンはドキドキするほど興奮する。 そして、敵の車が向こうからやってくる。 宍戸錠は散弾銃。 男が窓から拳銃を撃つ。 宍戸錠は、肩を撃たれる。足も撃たれる。 車の窓は防弾ガラス。 はたして、彼はどう戦うのだろうか。 そのあと、いかにもユニークな戦い方が展開される。 戦いも終わり、うしろで車が燃えている。
顔を歪めた宍戸錠が、足を引きずりながらよろけながら歩いている。 対決のシーンはさながら「荒野の用心棒」。 日本映画には珍しいハードボイルド+マカロニ・ウエスタン映画と言えるだろう。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー





拳銃と書いてコルトと読ませるのはしゃれていますね。マッチの「アンダルシアに憧れて」の歌詞に出てくるので、一度観てみたいと思っていた映画です。
2009/5/14(木) 午前 6:34
ヒッチさん
へえ〜、そうなんですか、知りませんでした。この映画はラストだけでも十分観る価値があります。
2009/5/14(木) 午後 10:24